斬新な回遊動線のアイデアを詰め込んだ、おしゃれな平屋の家
- 実例データ
- ・敷地面積:263.44㎡(79.69坪)
・延床面積:113.86㎡(34.44坪)
・竣工年月:2022年9月
開放的なLDKと、家族の個室が4部屋あるT様邸。最大の特徴は、家の中央に大型のファミリークローゼットを配置し、そこを回遊動線とした斬新なプランです。家の中心部の回遊動線によって家族団らんエリアと個室エリアがゆるやかに仕切られ、すべての部屋にアクセスもしやすいので、家族みんなが暮らしやすい間取りとなっています。スペースごとに遊び心のあるアクセントクロスを貼った、ポップで明るい平屋のお家が完成しました。
玄関を中心に、右側の袖壁(そでかべ)で囲んだ部分を紺色に貼り分けたおしゃれな外観。左右の色の違いが建物全体に立体感を出し、グレードアップした印象を与えています。
勾配天井に母屋あらわしを施した南向きの開放的なLDK。母屋(もや)と呼ばれる梁をそのままあらわすことで、デザイン性が高くスペースも広がり、一般的な梁あらわしよりも開放感が出ます。
角度を変えて撮ったLDK。正面奥はキッチンスペース。勾配天井は視線が斜め上に抜けるので、実際の高さ以上に空間の広がりを感じることができます。
南向きの広々キッチン。バラ模様の壁紙が華やかさを演出しています。突き当りの左奥にはパントリーを設けています。
個性的な壁紙をアクセントウォールに採用した洋室。4つある洋室のひとつです。
子供部屋はシンプルな内装に。幾何学模様の壁紙がアクセントになっています。
家の中心に設けた大容量のファミリークローゼット。深みのあるグリーンと北欧テイストの壁紙で、森の中のようなイメージに仕上げています。
T様邸の間取りプランの大きな特徴の回遊動線を撮影した1枚。写真中央の壁の中は、上で紹介したファミリークローゼット。LDKと個室の中間に配置し、団らんエリアと個室エリアを区切りつつ、ぐるりと回遊しながらどの部屋へもストレスなくアクセスできます。
左は独立洗面室、右はランドリールーム。独立洗面は、家族がお風呂に入っている間、他の家族が洗面台をつかいにくいという問題を解決します。