月刊アイワホーム8月号/「通販生活の4,840円の高級室外機カバーに勝るとも劣らないアクアシルバーの実力」と「山崎貴監督のメカゴジラはかなりカッコいい!」のお話
テレビの情報番組で、「エアコンの室外機に遮熱シートを取り付けると効きが良くなり、電気代も安くなる」という話題をやっていました。そういう話を聞くと、「ホントかいな?」とついつい真実を追求したくなる性分で、早速事務所のエアコンで試してみました。
とはいえ、わざわざホームセンターまで室外機用の遮熱シートを買いに行くのは面倒…。そこで、家づくりの際に外壁材の内側に貼る「アクアシルバー」という防水透湿遮熱シートが余っていたので、それを室外機のサイズにカットして取り付けてみました。
さて、実験の結果ですが、下のサーモグラフィーの写真をご覧ください。スマホにいれたFLIRというサーモグラフィックカメラで撮影したもので、上が遮熱シートなしで天板の温度が52.5℃、下が遮熱シートありで天板の温度が36℃。明らかに室外機の温度が下がっています。そして、エアコンの効きも明らかに変わり、朝出社してエアコンをつけると、今までの半分以下の時間で事務所が冷えるようになりました。
この結果から、室外機用の遮熱シートは効く、ということがわかったのですが、それ以上に、いつも使っているアクアシルバーの実力を再確認できたことが有意義でした。ネットで遮熱シートの効力を調べていて、通販生活さんのHPに辿りついたのですが、4,840円で売られている室外機遮熱シートのキャッチコピーが「室外機の温度上昇を14.7℃も抑える。」というものでした。実験の条件が異なるので、単純比較はできませんが、アクアシルバーは52.5℃→36℃と16.5℃も下がっているので、これはさすがプロ仕様の建材と感心しました。「家づくりの材料をなめちゃいけないよ!」とついついうれしくなってしまいました。(笑)
さて、そのアクアシルバーですが、家づくりのたびに大量に使用するので、倉庫には多少の余分がまだあります。この記事を読んで、「ちょっとわけてほしいな」と思われた方には、1家族様につき1枚(室外機1台分・先着10家族様)を差し上げますので、ぜひ事務所にお立ち寄りください。残暑厳しい季節、あの手この手で乗り切りましょう。
ただいま家づくり進行中!のコーナー
◎政枝町・Y様邸(平屋建て)
3月末から始まったY様邸の家づくりが無事に終わりました。お引き渡し前に撮った写真をいくつか紹介しておきます。
建物南側の明るいLDK。梁あらわしのナチュラルな印象の空間です。
別の角度から見たLDK。キッチンには下がり天井を採用しています。ゆるやかに空間を区切れるうえ、段差の視覚効果でリビングが広く感じられます。最近はこうした下がり天井を取り入れるケースが増えてきています。
Y様邸の外観です。南向きの建物ですが、撮影したのが早朝だったため逆光気味に。さらに外壁がグレーということもあり、どんな外観なのか、よくわからない写真になってしまいました。
なんとか外観の写真をブログに載せたいと思い、建物の裏側へ回り込み、もう一枚撮影。落ち着いた印象の明るいグレーの外観が魅力のY様邸です。
◎中村・Y様邸(2階建て)
前回、上棟の様子を紹介したY様邸。工事は順調に進んでいます。
下の写真は発泡ウレタンフォームによる断熱工事が完了した2階の主寝室。壁の中はもちろん天井にもたっぷりとウレタンフォームを吹き付けています。
こちらは1階リビングの写真。こちらも断熱工事が終わり、天井の野縁(天井板を貼るための骨組み)を組み始めています。
家の外では、防水遮熱シートの施工が終わり、外壁材の取り付けが始まっています。写真に写っている銀色のシートが防水遮熱シートで、このブログの冒頭、エアコン室外機の話で紹介した「アクアシルバー」です。
◎中村・F様邸(平屋建て)
7月上旬、F様邸の上棟を行いました。
下の写真は、作業開始からおよそ1時間半後の様子です。梁(はり)と桁(けた)が組み上がり、あっという間に家の構造体が形になってきています。平屋のため、進行も早めです。
天井に構造材合板を貼っていきます。頑丈な床材で耐震性を高める、いわゆる剛床工法です。
16時のF様邸。切妻屋根がほぼ完成し、もうすっかり家らしい姿になっています。屋根の上に見える灰色のシートは、防水用のルーフィング材「ゴムアス」です。
ここからは、上棟から8日後のF様邸の様子をご紹介します。まずは外観。家の外周全体に、防水遮熱シートの「アクアシルバー」を貼り終えたところです。
屋根工事も完了しています。最近は屋根材にガルバリウム鋼板を選ぶお客様が多いですが、F様は瓦屋根を選ばれました。採用されたのは、シンプルでスッキリと見える平板瓦です。
続いて屋内の様子です。断熱工事もすっかり終わっています。
もう一枚、断熱工事完了の写真です。天井にも壁の中にも、発泡ウレタンフォームをたっぷりと吹き付けています。
◎萩生旦の上・T様邸(平屋建て)
基礎工事が終わり、きれいな基礎ができあがっています。
◎河内町・K様邸(ラ・クーヤING)
基礎工事が始まりました。下の写真は、砕石の上に防湿シートを貼っている様子です。
上の写真からさらに1週間後の様子です。型枠工事と基礎配筋工事が完了しました。このあと配筋検査を受け、合格後にコンクリートを打設します。
アイワホームの近況コーナー
◎岸の近況報告
夏休みの時期なので、今回は少し子供っぽい話をしたいと思います。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、私の場合、子供の頃に見たゴジラ映画の衝撃がずっと心に残っていて、大人になった今も、洋の東西を問わずゴジラ作品は欠かさず観ています。庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』や山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』はもちろん、ハリウッド制作の『ゴジラVSコング』までしっかり視聴済みです。
そんな私が今いちばん見たい、というより体験してみたいのが、埼玉の「西武園ゆうえんち」で8月1日から始まったライド・アトラクションの『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』です。ゴジラとメカゴジラの超絶バトルの中を、バトルシップに乗ってミッションに挑むという内容らしいのですが、この映像を手がけたのは、山崎貴監督率いる『ゴジラ-1.0』のSFXチーム。「西武園ゆうえんち」の公式アトラクション紹介ページ(https://www.seibuen-amusement-park.jp/attraction/godzilla2.html)に予告編映像があるのですが、その中で躍動するメカゴジラは、これまでに見たどのメカゴジラよりもカッコいいと感じました。さすがに埼玉まで行くことはないのですが、何らかの方法で映像だけでもフルで見られないものかと、ひそかに思っています。
◎髙瀨の近況報告
7月11日に、宅建の5年更新に伴う法定講習を受講しました。以前は、わざわざ松山まで行く必要があったのですが、時代は変わり、今は自宅のパソコンでWEB講習です。
そのWEB講習ですが、全部で約6時間の講習動画を視聴する必要があり、しかも合間合間に小テストが差し込まれていて、それに時間内に答えなければ、受講が無効になるという、なかなかのスパルタ仕様です。
なんとか最後の確認テストにも合格し、新しい宅建士証の交付が認められましたが、5年後、10年後にも同じことをしなければならないと思うと、今から少し憂鬱な気分になります。
(続く)