月刊アイワホーム1月号/「移住したい街6位!新居浜市への移住は当社におまかせください」と「プロヴァンス風の平屋(A様邸)が完成しました!」のお話
「田舎暮らしの本」という宝島社発行の雑誌が、毎年の新年号で「移住したい街のベストランキング」を発表しています。全国の市町村を対象にした調査で、「人口5000人未満」や「人口1万人以上3万人未満」など、人口規模別にランキングを発表しているのですが、最新の調査結果の「人口10万人以上20万人未満のまちランキング」において、隣の西条市が全国2位、そのまた隣の今治市が全国1位という結果になっていました。この結果をネットニュースで見て、「新居浜市はどうなんだろう?」と気になり、書店で雑誌を手に取り見てみました。
新居浜市はおそらくランキング外だろうと予想していたのですが、うれしいことにその予想は裏切られ、同じ「人口10万人以上20万人未満のまちランキング」において、子育て世代部門で全国6位、シニア世代部門で全国7位にランクインしていました。せっかくなのでランキングを転載しておきます。
[子育て世代部門]
1位:今治市
2位:西条市
3位:一関市(岩手県)
4位:鶴岡市(山形県)
5位:宇部市(山口県)
6位:新居浜市
7位:鳥取市(鳥取県)
8位:栃木市(栃木県)
9位:都城市(宮崎県)
10位:上田市(長野県)
[シニア世代部門]
1位:今治市
2位:西条市
3位:栃木市(栃木県)
4位:宇部市(山口県)
5位:足利市(栃木県)
6位:弘前市(青森県)
7位:新居浜市
8位:桐生市(群馬県)
9位:上田市(長野県)
10位:霧島市(鹿児島県)
そういえば、ここ数年の当社の家づくりにおいても、新居浜市にまったく縁もゆかりもない移住のお客様というご夫婦もご縁があって新築させて頂きましたし、子供時代を新居浜市で過ごし、定年を機に都会を離れてUターンしてくるといった方の家づくりもいくつかお手伝いしてきました。
Uターン先や移住先で家づくりを行う場合、遠方の慣れない土地での土地探しが一番のネックになるように思います。当社は土地探しからの家づくりを得意としていますので、そういった点で、移住者およびUターン希望者にやさしい工務店を目指しています。実際、先述のUターンのお客様は、いずれも土地探しからお手伝いさせていただきました。
新居浜市や西条市・四国中央市への移住、またはUターンをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。「移住して良かった!」と思える土地を全力でお探ししたいと思います!
ただいま家づくり進行中!のコーナー
◎阿島・I様邸(平屋建て)
先々月号では家の完成写真を、先月号では外構の完成写真を掲載したI様邸ですが、外観写真については、雨天時や外構が未完成の状態、遠くからの撮影など、条件の整った良い写真がなかなか撮れず、ずっと心残りがありました。
先日、I様邸を訪れる機会があり、あらためて外観の写真を撮影させていただきました。それが下の写真です。モスグリーンのガルバリウム鋼板と無垢材を組み合わせた外壁、ウッドデッキ前の色鮮やかな人工芝、そして透明度の高い冬の青空。iPhoneで撮った素人写真ですが、腕が良いのか、iPhoneが優秀なのか、よく撮れていると思いませんか?ようやく納得のいく外観写真が撮れたように思います。
◎松神子・A様邸(平屋建て)
昨年の7月から始まったA様邸の家づくりが無事に終わりました。お引き渡しの直前に写真を撮ってきましたので、何枚か紹介しておきます。
A様邸のリビングです。化粧梁の木目と白い壁紙がナチュラルな印象です。
A様邸のキッチンは、昨今主流のLDKの主役のようなオープンタイプのキッチンではなく、独立型(クローズドタイプ)のキッチンです。独立型のキッチンは、料理の匂いが他の部屋へ広がりにくい、洗い物の音が家全体に響きにくい、生活感を隠しやすい、急な来客でも慌てる必要がないといったメリットがあり、最近になって人気が復活してきています。
下の写真に写っているドアの向こう側は玄関ホールです。買い物から帰ってきたら、すぐに食材を冷蔵庫やパントリーにしまえるような動線になっています。
続いて、オープン型クローゼットを採用した子供部屋です。ピンクグレーの壁紙を貼っていますが、アクセントカラー違いの子供部屋がもうひとつあります(別の子供部屋のアクセントカラーはブルーグレーです)。
外観は、ベージュの塗り壁とテラコッタカラーの瓦屋根を採用したプロヴァンス風、フレンチカントリー風のデザインです。玄関ポーチのアールの下がり壁がかわいらしい印象です。外構ができあがると、さらに素敵な家になりそうです。
◎船木・O様邸(平屋建て)
O様邸もまもなく完成です。外壁工事はすでに終わり、足場も外れています。ライトグレーの落ち着いた印象の外観が素敵ですね。
家の中では、壁紙工事が始まっています。下の写真はパテ処理が進むO様邸のLDKです。パテ処理とは壁紙を貼る前に、下地材の継ぎ目やビスの頭部分をパテを塗って均(なら)していく工程です。パテ処理が雑だと、壁紙が剥がれやすくなったりするので、丁寧に行うようにしています。
主寝室のパテ処理も進んでいます。
◎田の上・T様邸(平屋建て)
昨年末に行った上棟の様子をレポートします。
まずは上棟前のT様の基礎の写真。黄色矢印の水色のボードは、基礎断熱用の断熱材です。基礎断熱を採用すると、床下空間が「家の中」になるため、底冷えのない断熱性能の優れた家ができあがります。
上棟が始まりました。青空が広がる上棟日和です。
2階の床を貼っていきます。厚みのある合板を梁に直接貼り付ける剛床工法です。剛床工法は昔の根太工法に比べて耐震性能が高く、地震や台風に強いという特徴があります。
作業は進み、2階天井ができあがり、屋根組みが始まりました。銀色のシートはアルミ遮熱シートです。太陽の輻射熱を99%反射するので、夏、エアコンが良く効く家になります。
さらに作業は進み、野地板(屋根の下地材)を貼り終えました。
野地板の上にアスファルトルーフィング材を貼っていきます。アスファルトルーフィング材は屋根用の防水シートです。当社では通称ゴムアスという、ゴム成分の入ったワンランク上のアスファルトルーフィング材を使用しています。伸縮性があり、大きな地震で建物が揺れた場合も、破れたり裂けたりといった被害を最小限に抑えることができます。
最後に赤い建築シートを貼り終えたら、上棟完了です。大工、職人さん、その他の工事関係者のみなさま、お疲れさまでした!
◎船木・I様邸(平屋建て)
造成工事が終わりました。いよいよ当社の出番です!1月末から基礎工事を始める予定です。
アイワホームの近況コーナー
◎岸の近況報告
今年のお正月は、映画とテレビドラマ漬けのお正月でした。色々な映画やドラマを観ましたが、中でも印象に残っているのが、アマゾンプライムビデオで見た「沈黙の艦隊」です。海上自衛隊の協力のもと本物の潜水艦を使って、さらに最新のVFX技術を駆使して作られた迫力のある映像が印象的でした。映像を見るだけでも十分に価値のある作品だと思います(ストーリーももちろん面白いです)。
以前に読んだ文藝春秋に載っていたのですが、有料配信サービスのアマゾンプライムビデオやネットフリックス、ディズニープラスなどは、世界規模の会員獲得競争を戦っていて、そのため莫大な製作費をかけてオリジナルドラマを制作しています。少し前に、真田広之さんと浅野忠信さんがゴールデングラブ賞を受賞して話題になった「SHOGUN 将軍」は、ディズニープラスが製作したドラマですが、1話あたり10億円から15億円の製作費が掛かっているそうです。会員数が2億人といわれるアマゾンプライムビデオとネットフリックスに対して、ディズニープラスは約1億人だそうで、劣勢を挽回するために、金に糸目を付けず話題作を量産していこうという腹積もりのようです。
一方、無料で視聴できるテレビドラマの制作費は、多いもので1話6千万円程度だそうです。これでは作品のクオリティの面で、もはや太刀打ちできないという気もするのですが、ところがどっこい、元日に放送された「相棒 元旦スペシャル」は、「沈黙の艦隊」に勝るとも劣らずの面白さでした。相棒の元旦スペシャルは今年で19回目で、「バベルの塔」や「ピエロ」など数々の傑作が生まれているのですが、そんな傑作揃いの中でも今年の作品は歴代ベスト3に入るような出来栄えでした。お金がなくても工夫と情熱次第で良いものは作れる。これはドラマにも家づくりにも共通して言えるような気がします。
アマゾンプライムビデオのオリジナルドラマ「沈黙の艦隊」。おすすめです!
制作費は少なくても、負けず劣らず面白かった相棒の元旦スペシャル「最後の一日」。
◎髙瀨の近況報告
年末にサッシのミゾの掃除をしました。サッシのミゾ掃除はやればやるだけきれいになっていく不思議な楽しさがあります。夫婦で寒空の中、サッシのミゾ掃除に沼(ぬま)りました。
年明けには初詣に行きました。一宮神社には毎年2日にお参りしているのですが、今年は初めて3日に行ってみました。普段はお参りするのに1時間ほど並ぶのですが、日にちを1日ずらしただけで、全く並ばずにすぐお参りすることができました。来年も3日に行こうと思います。
(続く)