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月刊アイワホーム6月号/「この土地がこう変わる!解体と造成を経て大変身した土地の実例」と「家の隣に田畑がある時の注意点」と「建物のない足場に上がる恐怖について」のお話

|Date:2024年6月14日 | Category:月刊アイワホーム |

 

土地探しのお手伝いをさせていただくことがよくあります。分譲地と比べて割安な古家付きの土地や農地転用が可能な農地を紹介することが多いのですが、廃屋のような家が建っていたり、背丈ほどの雑草が生い茂っていたりする様子を見ると、みなさん一様に不安そうな表情になられます。「この土地、本当に大丈夫ですか?」とストレートに聞いてこられるお客様も少なくありません。

 

古家付きの土地や雑草だらけの農地が、解体や造成を経て、スッキリきれいな土地に変身する様子を何度も見てきているので、私の場合は更地の状態がある程度イメージできるのですが、そういった経験のないお客様が戸惑うのは仕方のないことだと思っています。逆に更地になり見違えた土地を見て「おーっ!」と盛り上がるお客様の顔を見るのが楽しみになっていたりもします。

 

現在家づくり中の東雲町I様邸の土地も、古家を解体し造成することで見違えるように変身した土地のひとつです。この土地に関しては、それなりに経験を積んでいる解体業者のスタッフも「この土地、大丈夫ですか?」と心配そうにしていたのが印象に残っています。

 

下の写真が古家を解体する前のI様邸の土地です。左側の不安そうな表情の男性が解体屋さんです。

 

 

そして次の2枚の写真が、解体、造成を経て変身したI様邸の土地です。

 

 

なかなかの変身っぷりだと思いませんか?しかもこの土地は当社が紹介したものではなく、I様がご自身で見つけてきて、すでに契約まで済まされていた土地なのです。よく決断されたと思います。解体業者のスタッフも「見る目あるな~」と感心していました。なかなかのファインプレーだと思います。

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎四国中央市・H様邸(平屋建て)

 

4月に完成したH様邸。外構が完成したので紹介しておきます。

 

 

H様邸の外壁の白に合わせて、カーポート、周囲のフェンスも白で統一。玄関へのアプローチはフレンチカラーのタイル貼りで仕上げました。

 

 

カーポートの先には、ワンちゃん専用のドックランを作りました。

 

 

ちなみに、こちらの写真は外構工事にかかる前のH様邸です。家の外観は外構で決まる!とよくいわれますが、まさにその通り。外構完成後のH様邸の見栄えがすてきに変身したのがおわかりいただけると思います。

 

 

 

 

◎土橋・K様邸(2階建て)

 

前回上棟の様子をレポートしたK様邸。電気工事→断熱工事→外壁工事と、家づくりは順調に進んでいます。

 

下の写真は壁下地材の施工が進む吹き抜けスペース。1階の壁が白いのは断熱材の発泡ウレタンフォームが見えているからです。

 

 

こちらは2階の主寝室です。壁下地材の施工が終わり、このあと壁紙工事と建具工事に進みます。

 

 

5月末に撮ったK様邸の外観(北側)です。外壁工事がすべて終わり、足場も解体済みです。軒天と破風の茶色が効いていて、和モダンな印象の外観に仕上がっています。

 

 

南側から見たK様邸。建物の横に田んぼや畑があると、壁に緑色の藻やコケが付着することがよくあります。田んぼ・畑が建物の南側にある場合はあまり心配いらないのですが、北側にある場合はかなり危険度が上がります(田んぼより畑の方がより危険です)。

したがって、畑や田んぼの隣に家を建てる場合は白い壁は止めて、濃い色の壁にしておくのが良いと思います。K様邸の場合も、田んぼがあるのは建物の南側なので危険度は低いのですが、念のため、濃い色の外壁材をご提案したという経緯があります。

 

 

 

 

◎上原町・I様邸(平屋建て)

 

壁紙工事(クロス工事)が始まりました。下の写真はパテ処理を行っているところ。パテ処理とは壁の下地材のつなぎ目やビスの頭にパテを塗り、表面を平らに均す工程です。パテ処理を丁寧に行うことで壁紙の仕上がりがきれいになります。

 

 

パテ処理から10日後。壁紙工事が終わりました。下の写真は1階LDK。濃淡2種類のグレーの壁紙を貼り分けています。グレーの壁紙は落ち着いた印象になるのと、汚れが目立たないというメリットがあり、選ばれるお客様が増えてきています。あと、左下の木製の箱の中には床下エアコンが設置されています。

 

 

キッチンの中から見たリビングです。南側の掃き出し窓の向こう側にはウッドデッキを作ります。開放感のある明るいリビングになると思います。

 

 

 

 

◎東雲町・I様邸(2階建て)

 

5月下旬に行った上棟の様子をレポートします。

 

上棟の前日、足場を組みました。

 

 

下の写真は、組んだばかりの足場に上って現場周辺を撮ったものです。足場に上がるのは慣れていて怖いと感じることはまったくないですが、それはあくまで内側に建物がある状態だからこそです。囲いだけの状態の足場は少しの風でぐらぐら揺れるし、足を踏み外せばすぐに落ちてしまうしで、かなりの恐怖体験です。2階建てでも怖いのですから高層ビルの工事現場で最初に足場を組むとび職の人は本当にすごいなと思います。

 

話は変わりますが、土台を覆うブルーシートをみてください。包み込み方が丁寧だと思いませんか?工務店あるあるですが、現場の片づけや養生がきれいな大工や職人さんは腕もいいです。今まで「養生は丁寧なんだけど、肝心の腕がイマイチ」という職人さんに出会ったことがありません。

 

 

翌日、雲ひとつない晴天に恵まれました。早速上棟を始めていきます。

 

 

1階天井の梁(はり)と桁(けた)を組むチームアイワの面々。

 

 

2階天井に構造用合板を貼り終えたところ。頑丈な床材で水平方向の揺れや歪みを防ぐ剛床工法を採用しています。

 

 

2階天井にアルミ遮熱シートを貼っていきます。アルミ遮熱シートは、太陽からの輻射熱を遮断して家の中に熱がこもるのを防いでくれます。ただし施工中の照り返しは強烈で、目がチカチカしてきます。

 

 

アルミ遮熱シートの上に屋根を組んでいきます。

 

 

垂木(斜めになっている木)の施工を終え、屋根組み完了です。

 

 

垂木の上に野地板(屋根の下地材)を貼っていきます。

 

 

野地板を貼り終えました。

 

 

野地板の上に防水シート(改質アスファルトルーフィング)を貼り終えたら上棟完了です。

 

 

上棟後のI様邸。

 

 

 

 

◎阿島・I様邸(平屋建て)

 

基礎ができあがりました。工事は順調に進んでいます。

 

 

 

 

◎八幡・K様邸(平屋建て)

 

古家の解体工事が終わり、スッキリきれいな更地になりました。まもなく基礎工事が始まります。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

NHKで放送されている朝ドラ「虎に翼」がとても面白いです。日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ女性のお話(実話をもとにしたオリジナルストーリー)で、戦後の混乱期に新しい法律を作る苦労などが描かれています。

 

建築の仕事は法律と背中合わせです。背中合わせというより、がんじがらめと表現した方がしっくりくるぐらい、建築基準法や都市計画法、民法といった法律に縛られています。このドラマでは、いろんな法律ができあがっていく様子が描かれていて、とても興味深いです。

 

実際の仕事の場面では、融通が利かないなぁとか、細かくて面倒だなとネガティブに感じることの多い法律ですが、このドラマを見ると法律によって守られている側面も実はかなり多いということに気付かされます。

 

主演の伊藤沙莉さんをはじめ、出演者の演技も素晴らしく、かなり見応えがあります。私たちが生活する上でとても大切な法律。それがどのように作られてきたのか。なかなか面白いので、興味がある方はぜひ一度見てみてください。

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

少し前の話です。自宅のカーテンの上に全長20センチぐらいの黒くて大きな蜘蛛を発見。ウワッ!と思わず小さな悲鳴を上げてしまいました。家の中の蜘蛛は害虫を食べてくれる益虫なので殺さない方がいいと言いますし、実際に体長1センチぐらいの小さな蜘蛛は見逃すようにしているのですが、さすがにこのサイズの蜘蛛と一緒に生活することはできないと思い、主人に頼んで駆除してもらいました。

 

あとで調べたところ、アシダカグモという種類の蜘蛛で、人にはまったく害のない、日本全国どこにでもいる蜘蛛だそうです。家の中で見つかる大型の蜘蛛はほぼ例外なくこのアシダカグモで、驚いたことに自然界最強のゴキブリハンターだそうです。安富和夫さんという昆虫学者の研究によると、アシダカグモを数匹、家の中に放すと、大きな巣を作って繁殖しているゴキブリが半年以内に全滅するそうです。

 

次に遭遇したら、どうしましょう。うーん。悩ましいですが、次回は見逃してみようかなと思います。

 

これがアシダカグモです。自然界最強のゴキブリハンターだそうです。

 

(続く)

 

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