月刊アイワホーム8月号/「土地を買うなら古家付きがおすすめ」と「ZEHの家づくりが始まりました!」のお話
土地探しをされているお客様からたまに、
「ニコイチ(二戸一)住宅の土地&建物が相場よりものすごく安い。
買って解体して家づくりをしようと思うがどうか?」
といった相談をいただくことがあります。
結論から言うと、やめておいた方がいいケースがほとんどです。
建物の半分だけを解体する費用と、残った家の壁の補修費用がかなり高くつくので、
極端な話ですが、0円で買っても損をするケースが少なくありません。
※ニコイチ住宅というのは、1つの建物の真ん中に境界となる壁を作って、
二世帯分の居住スペースを作った長屋的な住宅のことです。
(下の写真はニコイチ住宅の例)
逆におススメなのは、古家付きの土地です。解体の手間がかかるのと、
新しい家を建てた時にどんな景観になるかイメージしづらいので、
敬遠する人も多いのですが、その分売主さんと価格交渉をする余地があり、
相場より大幅に安く手に入る可能性があります。
アイワホームがお客様に紹介する土地も、古家付きや農地転用が必要な土地が
ほとんどです。相場より安く土地を手に入れたい方はぜひ当社にご相談ください。
お役に立てると思います。
【当社が以前にお客様に紹介した宇高町の古家付きの土地】
【半年後、こんな家が建ちました!】
ただいま家づくり進行中!のコーナー
◎元船木・U様邸(平屋建て)
8月1日、無事にお引き渡しが完了しました!パチパチパチ!
下の写真はお引き渡し2週間ほど前の写真です。
赤色の玄関扉と外壁の一部に採用したグレーのサイディングが、
ちょっと都会風というか、ワンポイントになっています。
家の中はこんな具合です。エンジ色のキッチンパネルがオシャレですね。
お引き渡し当日の写真です。
設備屋さんから玄関ドアの説明を受けているU様ご家族が小さく写っています。
上の写真もそうですが、駐車場の土間コンクリートを打つと、
土がむき出しの状態と比較して、敷地が急に広く見えてきます。建築七不思議の一つです。
◎庄内町・T様邸(平屋建て)
7月12日に上棟を行いましたので、その様子をレポートしたいと思います。
下の写真は8時19分の様子。すでに天井の梁まで組み上がりつつあります。
13時45分。天井部分の遮熱シートの施工も終わり、屋根組みに取り掛かっています。
平屋建てなので、上棟は速いです。
16時7分。少し離れた場所から撮影したT様邸。
平屋建ての家の形がわかるようになってきました。
17時15分。屋根に上にアスファルトルーフィングという防水シートを貼っていきます。
まもなく上棟完了です。
10日ほど時間を進めて、7月23日のT様邸。躯体検査を受けているところです。
写真に写っているのは調査員の方です。
◎中村・M様邸(ラ・クーヤBD)
前月号では外壁工事中だったM様邸。
外壁工事も無事に終わり、足場も取れました。
家の中では家づくりの最終段階のクロス工事が進行中です。
下地材の継ぎ目や釘の頭を丁寧にパテで埋めて、この後壁紙を貼っていきます。
9月上旬の完成に向けて、ラストスパートです。
◎下泉町・Y様邸(ラ・クーヤTRF)
7月末に農地転用の許可が下り、これから造成工事を始めます。
工事レポートは来月からです。乞うご期待!
◎川東・I様邸(回遊型動線のキューブハウス)
農地転用の申請中です。
こちらも工事が始まり次第、レポートを開始します。乞うご期待!
◎松の木・Ş様邸(シンプルモダンの2階建て住宅)
7月下旬、いよいよ基礎工事が始まりました。
下の写真は基礎工事の型枠を設置した状態です。
これから基礎の配筋を組んでいきます。
7月23日、配筋検査を受け、無事に合格しました。
個人住宅の場合、基礎の配筋は20センチ間隔で組むのが一般的です。
アイワホームもハウスメーカーや他の工務店と同じように20センチ間隔で組んでいますが、基礎の上端だけ補強筋を入れて10センチ間隔にしています。
下の写真の黄色い線で示した配筋が補強筋です。建物の荷重がもっともかかるのが基礎の立ち上がり部分で、大きな地震が来たときに上端が割れることがあるので、できるだけ地震に強い家にするために補強しています。
少し自慢になりますが、こういった工夫をしている建築会社は、まだまだ少数派だと思います。
8月5日のS様邸。基礎が出来上がり、土台と床面の断熱材の施工が進んでいます。
8月8日には上棟も行いました。
下の写真はS様邸のすぐ前の堤防道路から撮影した上棟の様子です。
もう少し遠くからも撮りました。令和元年の夏のひとコマです。
振り返ると瀬戸内海です。
◎八雲町・H様邸(ZEH仕様の平屋建て)
八雲町で新しい家づくりが始まりました。ZEH仕様の平屋建ての家づくりです。
ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、簡単に言うと「使うエネルギーより、太陽光発電で創るエネルギーの方が大きい、高性能な省エネ住宅」のことです。
※リクルート社のスーモのホームページに載っていた解説図がわかりやすいので載せておきます。
ZEH仕様にするためには、極めて高い断熱性能が必要で、そのために建築費用は多少上がるのですが、国から補助金が出るので、ある程度は相殺されます。
さてさて、そんなZEH住宅を建てるH様の敷地が下の写真です。
基礎工事の職人さんが、建物の位置を示す糸張り作業をしています。
糸張りが終わると地鎮祭です。来月以降、工事の様子をレポートしていきます。
◎四国中央市・T様邸(見晴らしの良い高台に建つ平屋建て)
前月号で、「海の見える見晴らしの良い高台に家を建てたい」というお客様のお話をしたと思いますが、建築予定地が決まり、家づくりを進めることになりました。
こちらがその土地です。素晴らしい眺めです!
見晴らしは抜群ですが、現状は農地なので農地転用の手続きが必要です。また水道が前の道路まで来ていないので、上水道の引き込みも必要です。
農地転用の手続きと水道の引き込み工事、また造成工事も必要なので、家づくり自体は来年のスタートになります。追々レポートしていきたいと思います。
アイワホームの近況コーナー
◎岸の近況報告
ここしばらくの間、上でも紹介しているH様邸のZEH住宅の補助金申請に悪戦苦闘、七転八倒の日々を過ごしていました。
申請書類の難解さ、必要書類の多さ、なんとかならないものでしょうか?どうしてもっとわかりやすい文言で書かれた、シンプルな申請書類を用意してくれないのでしょう?
できるだけ申請を少なくして、補助金の支給額を減らしたいのでは?などと勘繰りたくなるほどの大変さでした。(頭の訓練だと思って、なんとか乗り越えましたが。)
◎髙瀨の近況報告
前にも書きましたが、ワインが好きで、イオンモールのワイン売場のソムリエさんといろんなお話をしながらワインを選ぶのが楽しみの一つです。(手ごろな価格のワインしか買わないのですが…)
話し上手で、ワインにも詳しい(当たり前か)素敵なソムリエさんですが、難点は不在の日が結構あること。「残念!今日もいないわ」とがっかりする日も少なくありません。
ところが最近、ワインコーナーにソムリエさんが出勤する日が書かれたボードが置かれるようになりました。これで確実に会うことができる!早速出勤日に行くと、たくさんのお客さんが入れ替わり立ち替わりソムリエさんと話していました。隠れた人気者だったんですね
(続く)