月刊アイワホーム12月号/ 「腕のいい大工は後片付けもカンペキ!」と「アイワホームの基礎はひと味違います!」というお話
先日、泊りがけで東京に行った時の話です。
夕食を取ろうとホテルの近くのお寿司屋さん(チェーン店です)に入ったところ、
いきなり俳優の高橋英樹さんと出くわしました。
案内されたカウンター席のとなりのとなりに座っていたのです。
目が合った瞬間、思わず「こんにちは!」と挨拶したところ、
「こんにちは!」と笑顔で挨拶を返してくれました。
後援会の関係者あたりと間違えたのかもしれません。
寿司屋といってもチェーン店です。意外に庶民的なんだなと好感を持ちました。
あと、顔がめちゃくちゃ大きかったです。
ただいま家づくり進行中!のコーナー
◎下泉町・K様邸(大きな吹き抜けのあるシンプルモダンの家)
永大産業大阪工場の台風被害の影響で、室内建具が納品されずにヤキモキしたK様邸ですが、
11月末に建具がようやく納品され、先週無事に完成いたしました!パチパチパチ!
今年の春、農地転用から始まったK様邸の家づくり。
駆け足で振り返ってみたいと思います。
今年4月のK様邸の建築予定地。
隣家の方々と境界線を確定するところから家づくりは始まりました。
7月のK様邸。測量や分筆を経て、農地転用の許可が下り、造成工事中です。
8月のK様邸。猛暑の中、上棟です。今年の夏はとにかく暑かったです。
9月のK様邸。外壁工事が終わりました。
そして、12月。無事に完成したK様邸。日差しがすっかり冬の日差しになりました。
家の中はこんな感じです。キッチンからリビングの方向を撮影しています。
ナチュラルテイストの落ち着いたインテリアです。
リビングの上は大きな吹き抜け空間になっています。
梁の間から、アンティーク風のシーリングファンが見えます。
このシーリングファンはK様がご自身で購入されたもので、
取付工事だけさせていただきました。
◎角野・F様邸(プロヴァンスデザインの注文住宅)
先月号で基礎工事の様子をレポートしたF様邸ですが、
上棟、断熱工事、外壁工事、屋根工事と家づくりは順調に進んでいます。
下の写真は12月1日のF様邸です。
断熱材の発泡ウレタンフォームがすき間なくきれいに入りました。
外観の様子です。
防水透湿シートと胴縁(どうぶち)の施工が完了しています。
胴縁は外壁材の下地材になるだけでなく、胴縁と胴縁の間の空間が通気層になることで、
壁の中の結露を防ぐ役割も果たしています。
F様邸の屋根です。栄四郎瓦という会社のカパラスという南欧デザイン瓦です。
F様邸では、白、オレンジ、ブラウンの3色を組み合わせています。
◎川東・M様邸(モノトーンの2階建て)
前回、断熱工事と外壁工事をレポートしたM様邸。
現在は下の写真のように、大工工事が終わり、壁紙を施工する手前の状況です。
フローリングの養生もカンペキです。
作業後の整理整頓と養生の仕方を見れば、大工の腕の良し悪しがわかります。
下手な大工は養生も下手だし、後片付けも適当です。
下の写真はM様邸の神棚と仏壇のスペースです。
収納の上が神棚で、右側の開口が仏壇スペースです。
たまに神棚と仏壇の位置について質問をいただくことがあります。
いろんな考え方があり、絶対的な正解はないのですが、
神棚と仏壇を向かい合うように設置したり、
上下に設置したりするのはよくないと言われています。
向かい合うように設置すると、片方を拝んでいる時に片方におしりを向けることになりますし、
上下に配置するとどちらに手を合わせているのかあいまいで失礼に当たると言われます。
◎角野・T様邸(完全分離型の二世帯住宅)
T様邸では、基礎が完成し、土台と床の断熱工事が進んでいます。
12月10日には上棟を行いました(上棟の様子は来月にレポートします)。
11月23日のT様邸。
現地WEBカメラからの映像です。給排水工事の様子が写っています。
12月1日のT様邸です。基礎の上にヒノキの土台が載りつつあります。
左下の水色のボードは床下用の断熱材です。
12月2日午前8時48分のT様邸です。
前日のうちに土台は完成しています。これから断熱材を敷き入れていきます。
12月2日11時28分。断熱材がきれいに入りました。
断熱材が入っていない部分がありますが、そこはユニットバスのスペースです。
◎中村・K様邸(シンプルモダンの2階建て)
12月1日、基礎工事が完了しました。
下の写真は完成したK様邸の基礎です。
K様邸の基礎を題材にアイワホームの基礎工事について、少しだけ紹介したいと思います。
赤丸で囲んだボルトのことを「アンカーボルト」と言います。
建物の基礎と土台をがっちりと緊結する金具です。
アンカーボルトの本数や間隔について、実は建築基準法上の決まりはありません。
旧住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)基準が2.7メートル間隔だったので、
1.8メートル~2.7メートルぐらいの間隔で入れている建築会社が多いのですが、
当社は2つの理由から90センチ間隔で入れるようにしています。
1つ目の理由は、建物の躯体と基礎をガッチリ固定することで地震に強い建物にすること。
もうひとつは窓のトラブルを避けるためです。
木造住宅の土台にはヒノキを使うことが多いのですが、
木材は時間が経つとどうしても多少の反りが発生します。
1.8メートルや2.7メートル間隔だとヒノキの反りを抑えきれずに、
リビングの掃き出し窓などの大きな窓を土台の上に設置した場合、
ごくまれにヒノキのわずかな反りが原因で
窓の開け閉めがスムーズにいかなくなることがあるのです。
もう一枚、別の角度から撮ったK様邸の基礎の写真を載せておきます。
たくさんのアンカーボルトが突き出ています。
ちなみに当社のアンカーボルトはすべて基礎配筋と固定されています。
基礎コンクリートを流し込んでから、アンカーボルトをずぶずぶ差し込んでいく、
俗に言う「田植え方式」ではないのでご安心ください。
◎川東・S様邸
解体工事が完了し、いよいよ家づくりが始まります。
12月中旬に仮設工事、12月下旬に基礎工事を予定しています。
下の写真はS様邸の建築予定地です。
S様邸の完成予想パースです。
片流れの総二階の建物に、小さな平屋がくっついた形です。平屋部分は和室になります。
◎船木・O様邸(平屋建て)
解体工事が完了したO様邸の敷地です。
12月15日に地鎮祭を予定しています。
◎元船木・U様邸(平屋建て)
11月末に無事に農地転用の許可が下りました。
このあと登記などの事務手続きを経て、来年1月から造成工事を行う予定です。
アイワホームの近況コーナー
◎岸の近況報告
現場が立て込んでいて、バタバタと忙しくさせていただいているのですが、
合間を縫って、家づくりの勉強のために東京へ行ったり、関西に行ったりしています。
出張で幸せに感じることの1つは、往復の飛行機や電車の中で集中して本を読めることです。
最近読んだ本でオススメなのは、古川武士という方が書いた「『続ける』習慣」です。
継続するための方法論が具体的に書かれていて、
何をやっても三日坊主という方にはぜひ読んでほしい本です。
同じ著者の「『早起き』の技術」もオススメです。
◎髙瀨の近況報告
O様邸、S様邸、K様邸の建具や壁紙の打ち合わせ、融資関連の書類作りなど、
慌ただしい毎日を過ごしています。
(続く)