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貫通スリーブ?

|Date:2010年9月14日 | Category:建築日記 |

 
[[業者の見分け方の一つとして覚えておいてください。]]
例えば、アパートを借りる時、
 
エアコンの穴は開いていて、そこにカバーをしてありますね。

その穴を「スリーブ」と呼ぶのですが、
新築をした時は、建築業者さんは穴を開けてくれないのが
一般的だそうです。
 
「どうして?」
 
と、とても不思議でした。
 
あなたは疑問に思いませんか?
 
一般的にはエアコンを設置する業者が、その場で開けるそうです。
 
どうしても納得できず、あるハウスメーカーの営業の方に
 
「エアコンを、いずれ全室に付ける予定なので、
建築時に穴だけ開けていただくことはできますか?」
 
と聞いてみました。
 
すると、
 
「いいえ。当社では開けていません。
他の会社に行かれても同じだと思いますよ。
普通は設置する業者が、その場で開けます。
でも、気をつけないと『筋かい』という、
大事な柱に穴を開けてしまうこともあります。
実際に、当社のお客さんにそんなことがあって、
保険に対応できなくなる、と問題になった事があります」
 
と言われました。
 
「じゃ、余計にそちらにお願いしたほうがいいじゃないですか」
 
と言うと、
 
「いえ、会社の方針ですから」
 
・・・釈然としませんよね。
 
ベテランの設置業者なら大丈夫かもしれませんが、
経験が浅い人が穴を開けたら?
 
中の断熱材がずれない?
 
ほんの少しでも隙間があったら、雨が入るでしょ?
 
構造材に穴を開けたら、どう対応させたらいい?
 
と「???」で一杯になりました。
 
どうやら、そう思ったのは私だけではないようで、
 
「どうして開けてくれないの?
今どきエアコンを使わない家は無いでしょう」
 
と言った方もいたそうです。
 
あなたもそう思いませんか?
 
 
エアコンの機種によって穴の位置が少し異なることが
理由の一つだそうです。
 
でも、いずれ買い換えるのだから、
標準的な位置でいいのに、とも思います。
 
ただ、多機能な機種はスリーブの直径は
通常より大きいこともあるそうですから、
どんな性能を持ったものを、どこに設置したいのかは、
家族でじっくり考えておかないといけませんね。
 
しっかりとした高気密高断熱の家をつくっている業者さんは、
後から開けることはないのです。
 
気密性を確保するためには、
どうしても、工事中に穴を開けるしかないからです。
 
ということは、高気密高断熱をアピールしておいて
 
「後であなたたちで開けて下さい」
 
という業者は、信頼できませんよね。
これは、いい業者を見分ける良い方法のひとつといえます。
 
試してみて下さい。

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