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月刊アイワホーム9月号/「間違う理由もよくわかる開き戸と引き戸のお話」と「ウレタン吹き付け断熱を採用する理由」

|Date:2020年9月14日 | Category:月刊アイワホーム |

下の画像は、建材メーカーのDAIKEN(大建工業)のホームページからお借りしてきた画像です。さて、ここで質問です。AとBのどちらが「引き戸」で、どちらが「開き戸」かわかりますでしょうか?

 

 

 

答えは、Aが「開き戸」で、Bが「引き戸」です。どうしてこんな質問をしたかといいますと、この2つを逆に覚えている方が意外に多いからです。個人的な印象ですが、半分ぐらいのお客様が間違って覚えているような気がします。

 

しかしながら、あらためて上の画像を見てみると、両方とも「引く」動作がありますし、扉なので「開き」ます。そう考えるとお客様が間違うのも仕方がないように思います。

 

打ち合わせの際に、『話がかみ合わないなぁ』と思ったら、お客様が引き戸と開き戸を逆に覚えていたという経験が何度もあります。なので、お客様から「開き戸」や「引き戸」という言葉が出てくると、『もしかして間違って覚えているかもしれないぞ?』と、慎重にお話を聞くようにしています。

 

車に「かもしれない運転」があるように、家づくりの打ち合わせも「かもしれない」が大切だと思います。「勾配天井」「スケルトン階段」「化粧梁(けしょうばり)」、このあたりも意外に危険な建築用語です。

 

 

[おまけ]

ついでといってはなんですが、「開き戸」と「引き戸」、それぞれの長所と短所を簡単に説明しておきます。

 

[開き戸(A)の長所]

開き戸は画像を見てわかるように両手がふさがっていても簡単に開くのが長所の1つです。また設置に必要なスペースが小さくて済むため耐震性に優れています。引き戸より費用が安いのもメリットです。

 

[開き戸(A)の短所]

扉の開け閉めに大きなスペースが必要なので、部屋の中にデッドスペースができます。また開け閉めの際に、身体全体を前後に動かす必要があるため、高齢者や体が不自由な方には負担の大きいドアと言えるでしょう。

 

 

[引き戸(B)の長所]

扉を左右に動かすだけで開け閉めができるので、開き戸のようなデッドスペースができません。開閉の際に体の動きが小さいので、高齢者や体が不自由な方にとって優しいドアといえます。また、扉を半分だけ開けておいたりできるので、風通しのよい空間を実現できます。(開き戸は全開にするか閉めるかしかできません)

 

[引き戸(B)の短所]

設置に必要なスペースが大きく、耐震性の問題から設置できないケースがあります。また開き戸に比べて費用も多少割高です。

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎船木・N様邸(平屋建て)

 

すでにお引き渡しを終えたN様邸ですが、外構工事が始まりましたので、その写真を1枚紹介しておきます。

 

下の写真は北側から見たN様邸です。「北側の庭はドッグランとして使いたい」というご要望でしたので、小学校や中学校の校庭によく使われている「真砂土」を入れました。真砂土は普通の土と違って、いつまでもサラサラ(ざらざら?)で、雨が降っても固まらないのが特徴です。

 

 

勝手口の前の大きな扇風機は、外構工事の職人さんが熱中症予防のために持ってきた業務用の扇風機です。今年はどの職人さんもなんらかの熱中症対策をしています。本当にどうしようもないぐらいの暑さです。

 

 

 

 

◎中村・K様邸(平屋建て)

 

外壁材を貼り終え、継ぎ目を塞ぐシーリング工事が終わり、雨樋とベントキャップ(給排気の開口部の金属製カバー)の設置が完了し、外壁工事がすべて終わりました。足場も解体され、K様邸の外観全体が見えるようになりました。

 

 

家の中の大工工事も順調に進んでいます。リビングの勾配天井やロフト入口の造作など、複雑な箇所の大工工事も終わりました。ここまで来ると、完成までもう少しです。

 

 

 

 

 

 

◎徳常町・S様邸(ラ・クーヤ オリジナルワイド)

 

前回、上棟の様子をレポートしたS様邸。工事は順調に進んでいます。

 

下の写真は、外壁のサイディング工事の様子。下から順に丁寧に施工していきます。

 

 

下の写真は、外壁工事の職人さんが作った、ブルーシートの簡易日よけです。窓やドアの形状にあわせて、現場で外壁材をカットするのですが、炎天下で2時間ほど作業した段階で、このままでは死ぬかもと命の危険を感じ、急遽設置したそうです。けっしてお昼寝用に設置したわけではないことを、この場でお伝えしておきます。

 

 

家の中では断熱工事が無事に終わりました。断熱材に関しては、ウレタン吹き付けがいいのか、昔ながらのグラスウールがいいのか、さまざまな意見がありますが、アイワホームはウレタン吹き付け断熱を標準の断熱方法として採用しています。

 

高性能なグラスウール(安くて低性能なグラスウールもたくさん流通しています)をすき間なく施工することができれば、十分な断熱性能を実現できることは理解しているのですが、筋交いや電気配線、水道配管などで凸凹だらけの壁の中に、すき間なくグラスウールを施工することは、非常に難易度の高い作業です。当然職人さんによる施工精度のバラツキも出てきます。

 

その点、ウレタン吹き付けは、発泡して100倍に膨らむ際に、わずかなすき間にもみっちりと断熱材が入り込んでいくので安心です。

 

断熱材の良し悪しは、単純な熱伝導率の数値だけではなく、実際の建築現場で誰がどのように施工するか?そういったことまで含めて判断すべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

◎郷・T様邸(平屋建て)

 

家づくりが始まるのは10月からなので、今回はT様邸の敷地を紹介しておきます。北・東・南が道路に接する、三方道路の敷地です。

 

三方道路はプライバシーが守りにくいと言われますが、南北に細長い敷地なので、間取りプランと外構の工夫次第でプライバシーは十分に確保できると思います。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

相変わらずたくさんの映画を見ていますが、最近見た映画の中で、特にオススメなのが、「エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語」です。

 

ネタバレするとダメなので、詳しく書くのは控えますが、ある家族とその家族の運命に寄り添うワンちゃんの物語です。泣けます!(1度目より2回目に見る時の方が泣ける映画です。感動がじわじわくるタイプの映画です。)

 

YouTubeで予告編を見ることもできます。

 

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

つい先日、昨年の夏にお引き渡しをした船木のO様邸の一年点検に行ってきました。いつも通り、大工とクロスの職人さんの3人で伺ったのですが、壁紙のはがれなどもなく、ユニットバスの折れ戸の微調整だけで終わりました。ひさしぶりにO様のご家族にお会いできて、ほっこりした気持ちになりました。

 

(続く)

 

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