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月刊アイワホーム8月号/「ウッドショックにより粗悪な注文住宅が増えている(怒)」と「真夏のアルミ遮熱シートの施工は熱地獄」のお話

|Date:2021年8月12日 | Category:月刊アイワホーム |

最近、取引のない木材商社(建材問屋)から営業電話がよくかかってきます。どの電話も、「構造材を安く提供できますよ」といった内容です。

 

ご存知の通り、現在、建築業界はウッドショック(輸入建材の高騰)に見舞われていて、住宅の材料となる木材が大幅に値上がりしています。値上がりは輸入建材だけにとどまらず、代用品となる国産材にも及んでいて、ウッドショック前と比較して、杉は1.2~1.5倍、ヒノキにいたっては1.6~2倍程度にまで価格が上昇しています。非常に困った話です。

 

そんな状況の中、活発に営業活動をしているのが、粗悪な構造材を扱う木材商社です。彼らは「グリン材(グリーン材)」という十分に乾燥していない構造材を提案してきます。グリン材を使って家を建ててしまうと、ねじれ、曲がり、割れが頻発して、お客様に大変な迷惑をかけてしまいます。

 

建売専門の建築会社やローコスト系の工務店を中心に、価格を維持するために、グリン材を使ったり、土台に杉を使ったり(ヒノキや集成材を使うのが基本)、柱の数を減らしたりしているケースが増えてきています。中には、そういったコストダウンの手法を使いつつ、ウッドショックを理由に値上げをするという、おそろしく商売上手(?)な会社もあります。注意してください。

 

ちなみにアイワホームは、ウッドショック前とまったく同じ品質の材料で家づくりをしています。構造材も断熱材も一切変えていません。ご安心いただければと思います。(そのかわり、材料費が上がった分だけ、建築費を少し上げさせていただいています。便乗値上げは一切行っていませんので、本当に申し訳ないのですが、ご理解いただければと思います)

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎坂井町・W様邸(平屋建て)

 

今年3月から始まったW様邸の家づくり、まもなく完成の予定です。下の写真は、グレーの壁とブラウンの軒天を組み合わせた、和モダンスタイルのW様邸の外観です。

 

 

こちらはリビングです。壁紙工事が終わり、あとは照明器具の取り付けなどの細かな工事を残すのみとなりました。

 

 

主寝室のアクセントウォール。壁紙の色を一面変えるだけで、お部屋の雰囲気はガラッと変わります。

 

 

ここでお知らせです。間もなく完成のW様邸ですが、8月28日(土)、29日(日)の両日、W様のご厚意により完成見学会を開催させていただくことになりました。1日3組限定の完全予約制の見学会です。平屋建て、もしくはアイワホームの家づくりにご興味のある方は、ご予約の上、ぜひご来場ください。

 

見学会の詳細はこちらをご覧ください。

https://aiwa-home.com/cms/visit-info/

 

 

 

◎寿町・Y様邸(2階建て注文住宅)

 

工事は順調に進んでいます。下の写真は、7月13日に撮影したY様邸の外観です。外壁工事が終わり、まもなく足場が外れます。

 

 

玄関前のタイル工事。玄関は家の顔、丁寧に作業を進めます。

 

 

家の中では、壁紙(クロス)工事が順調に進んでいます。

 

 

 

 

◎大生院・O様邸(ラ・クーヤBD)

 

O様邸の家づくりも順調に進んでいます。下の写真は、7月12日に実施した基礎の配筋検査の様子です。

 

 

配筋検査では鉄筋のピッチ(間隔)やかぶり厚(基礎が完成した際のコンクリート表面から鉄筋までの距離)などを、細かくチェックします。

 

 

7月20日。基礎ができあがりました。手前の水色のボードは、ユニットバスを包み込むための断熱材です。

 

 

7月29日、上棟を行いました。下の写真は10時33分に撮影したものです。O様邸はスキップ構造の複雑な住宅ですが、チームアイワの面々は慣れているので、サクサク組み上げていきます。

 

 

11時41分。天井まで組み上がりました。

 

 

15時8分。少し離れた場所から撮影した写真です。天気の良い日の上棟は気持ちのいいものです。屋根の上ではアルミ遮熱シートの施工が進んでいます。

 

 

アルミ遮熱シートを貼るチームアイワの面々。アルミ遮熱シートは太陽からの輻射熱を99%反射します。家の中は涼しいですが、貼っている職人さんは、反射した99%の輻射熱をもろに浴びるので大変です。特に夏のこの時期に行う作業は、サウナを超える熱地獄のような環境で作業をしなければなりません。それでも手を抜かずに丁寧にシートを貼り合わせる職人さんたちには、頭が下がります。

 

 

 

 

◎岸の上町・W様邸(平屋建て)

 

前回上棟の様子を紹介したW様邸。工事は順調に進んでいます。

 

断熱工事が終わったLDK。かなり長いスパンの勾配天井を採用しているので、開放感いっぱいのLDKになる予定です。

 

 

フローリング工事の様子。丁寧に養生しながら進めていきます。

 

 

外壁工事も順調に進んでいます(逆光で見づらいですがご容赦ください)。黒の外壁に、ブラウンの破風板(はふいた)と軒天の組み合わせです。和モダンテイストの外観になります。

 

 

反対側から撮影した写真です。こちらの方が色の組み合わせがよくわかると思います。

 

 

最後に8月2日に撮影したリビングの勾配天井の写真です。高さと奥行きがあり、平屋とは思えない空間になると思います。

 

 

もう一枚、勾配天井の写真。アイフォンのレンズでは画角に全部が収まり切りません。

 

 

 

 

◎田の上・Y様邸(ラ・クーヤ)

 

上棟→現場打ち合わせ→断熱工事→外壁工事と、スピーディかつ丁寧に工事は進んでいます。

 

まずは上棟の様子から。9時22分、すでに1階の天井部分まで出来上がっています。Y様邸はスキップ構造のラ・クーヤなので、構造が複雑です。手前の少し凹んでいる部分は中2階の床になります。

 

 

11時46分。天井の梁(はり)と桁(けた)までできあがりました。手前が2階、奥が中3階のロフトになります。

 

 

15時21分。アルミ遮熱シートの施工が終わり、片流れの屋根を支える小屋束(こやづか)と母屋(もや)ができあがりました。

 

 

垂木(たるき)を組む職人さん。この後、屋根の下地となる野地板を貼って、上棟完了となりました。

 

 

上棟の10日後。現地打ち合わせを行いました。スイッチの位置、照明の位置、コンセントの位置と数などをひとつひとつ確認していきます。変更することに遠慮されるお客様が多いですが、バンバン変更と追加をしていただいてかまいません。

 

 

電気打ち合わせが終わり、スイッチやコンセントの位置が確定したら、断熱工事を行います。発泡ウレタンフォームを壁の中に隙間なく充填していきます。

 

 

上の写真と同じ日に撮影したY様邸の外観です。外周部のアルミ遮熱シートの施工と胴縁(どうぶち)の施工が終わっています。

 

 

 

 

◎多喜浜・T様邸(平屋建て)

 

7月7日、配筋検査を行いました。もちろん合格しています。

 

 

7月12日。型枠を組んでコンクリートの打設(流し込み)を行いました。この状態でコンクリートが固まるのを待ちます。余談ですが、コンクリートは乾燥して固まると誤解されている方が結構いらっしゃいますが、それは間違いです。コンクリートは化学反応で固まるので、仮に大雨が長く続いても問題なく頑丈な基礎ができあがります。

 

 

7月19日、型枠を撤去し、できたてほやほやのきれいな基礎が姿を現しました。基礎からニュキニュキとたくさん出ているのは、アンカーボルトです。アンカーボルトは基礎と土台を緊結するための金具です。このアンカーボルトをたくさん入れるのがアイワホームの基礎の特徴です。

 

 

7月31日。玄関の土間部分とテラスポーチ部分のコンクリートが打ち終わり、基礎が完成しました。8月末に上棟を行う予定です。

 

 

 

 

◎宇高町・N様邸(平屋建て)

 

7月末に地鎮祭を行いました。下の写真は地鎮祭が始まる前のひとコマです。

 

 

地鎮祭が終わり、基礎工事が始まりました。

 

 

 

 

◎西蓮寺・F様邸(2階建て)

 

5年前に家づくりをさせていただいたご親族様からのご紹介で、F様から新築工事のご依頼をいただきました。お客様のご紹介は、気持ちが引き締まります。頑張ります!

 

というわけで、早速F様邸の完成イメージ図を紹介させていただきます。片流れ屋根のシンプルでカッコいい2階建ての住宅です。

 

 

こちらがF様邸の建築予定地です。奥に見える黒と白のツートーンカラーの建物が5年前に建てさせていただいたご親族様の住宅です。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

大工や職人さんと現場で打ち合わせをする際、10分から15分程度、隙間のような時間が空くことがあります。そんな時は、健康と土地の調査をかねて、周辺をウォーキングするようにしています。今回はそんな散歩中に撮った写真を2枚紹介したいと思います。

 

1枚目の写真は、田の上Y様邸の臨時駐車場の横に咲くひまわりです。高いものは3メートルぐらいあり、思わず見とれてしまいます。ところが上には上があり、ギネスブックに登録されている世界でもっとも高く育ったひまわりの記録は9.17メートルだそうです。9メートルというと3階建てのビルと同じ高さです。そんな樹木のようなひまわり、一度見てみたいものです。

 

 

2枚目の写真は、大上院のO様邸の建築現場から徒歩5分の距離にあるJR中萩駅です。開業100周年の無人駅です。パッと見た瞬間、『誰もいない駅、人の気配を感じたくて・・・♪』  ・・・思わず、南沙織さんの「17歳」のメロディーで詩を作ってしまいました。

 

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

10棟以上の家づくりが進んでいて、打ち合わせや銀行・役所への届け出などで、慌ただしい毎日を過ごしています。そんな中、ちょっとした気分転換にと思い、大上院にある愛媛総合科学博物館にひさしぶりに行ってきました。自然館のトリケラトプスとティラノサウルスは相変わらず迫力満点でした(小さな子どもたちにオススメです)。

 

(続く)

 

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