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月刊アイワホーム7月号/「完成写真大公開!南欧プロヴァンス風の平屋建て」と「土地は怖い」と「シン・ウルトラマンよりサントリーのCMの方が感動的」のお話

|Date:2022年7月15日 | Category:月刊アイワホーム |

 

土地には思わぬ落とし穴がある、土地は怖いな、とあらためて感じる出来事がありましたので、少し長くなりますが書きたいと思います。

 

現在家づくりを進めているK様邸の土地に関しての話なのですが、先日突然、銀行からこのままでは融資ができない(住宅ローンを組めない)という連絡が来ました。理由を聞いてみると、実際の土地の面積と登記簿上の土地面積が大幅に違うからだそうです。

 

今回K様が購入された土地の面積は実測で約80坪ですが、登記簿では90坪ほどになっているというのです。あらためて平面図や断面図を確認すると、なんと前面の市道の約半分がK様邸の土地ということになっていました。

 

すぐにK様に土地を仲介した不動産会社と土地家屋調査士、市役所の担当課の職員さんなど関係者に集まってもらって、敷地と市道の境界を確認し、その上で地積更生という手続きを行い、さらに新居浜市に道路部分の土地を寄付する手続きまで行いました。下の写真は、その際の境界確認(境界立会)の様子を撮ったものです。結局この件でK様邸の家づくりは約1カ月遅れることになりました。(補足ですが、この件でK様にはほとんど手間がかかっていません。当社の方ですべて段取りと手続きを行いました)

 

 

ちなみに今回のように実測と登記簿上の土地面積が異なるケースは、新居浜市ではそれほど珍しいことではありません。新居浜市に限らず地方都市ではよくある話です。ハウスメーカーに土地探しをお願いするときちんと造成された開発分譲地を紹介されることが多いですが、その理由はこんなところにもあります。

 

開発分譲地は不動産ディベロッパーの利益が上乗せされるので割高です。農地など未造成の土地を紹介して自社で造成を行った方が、家づくりの予算を大きくとれるのでハウスメーカーとしてはその方がうれしいと思うのですが、それ以上に土地の面倒に巻き込まれたくないのでしょう。その気持ちもよくわかります。

 

ところで、もし今回のようなケースで土地の持ち主が登記簿の情報をもとに道路は自分のものだと言い出したらどうなるでしょうか?そして道路上にバリケードを置いたりしたらどうなるでしょうか?

 

実は警察も行政もすぐに撤去することはできないのです。警察は民事不介入ですし、行政も今まで市道の分まで固定資産税を徴収していた可能性があるので強いことは言えません。結果、近隣住民だけが迷惑をこうむることになります。実際、日本各地でそういった問題は起きています。土地はいろいろとややこしいことが多いです。家づくりの土地を探す場合は信頼できる不動産会社にお願いするか、アイワホームのような手間を厭わない親切な工務店に依頼しましょう。(最後は自画自賛になってしまいましたが、本当のことなのでお許しください)

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎中萩町・M様邸(平屋建て)

 

ヌックと畳コーナーのある大空間リビング、耐震等級3の地震に強い家、家事ラクな回遊動線、ウォークスルー式のファミリークローゼット、ご主人の書斎と奥様の家事室、独立した洗面スペース、南欧プロヴァンス風の外観デザインなど、盛りだくさんのご要望をかなえたM様邸が完成いたしました。プロのカメラマンにお願いして完成写真を撮ってきましたので、その一部を紹介したいと思います。

 

※M様邸の完成写真は、施工事例一覧ページにて「地震に強い広々空間、家事ラク動線、ヌックのあるリビング!すべてを叶えた平屋建て」というタイトルで紹介しています。そちらもぜひご覧ください。

 

まずは25帖の大空間LDKの写真です。中央に150ミリ角の大黒柱を立てることで、耐震等級3の地震に強い安心構造を実現しています。広いだけでなく、梁表しの勾配天井を採用しているので、開放感も抜群です。

 

 

キッチンから見たLDKです。アールの下がり壁の向こう側の小部屋は隠れ家のように使える2帖ほどのヌックです。左には地窓からやわらかな光が入る畳コーナー。窓の向こう側にはリビングと一体化したウッドデッキを作る予定です(外構工事はこれからです)。

 

 

アースカラーのアクセントクロスを貼り分けた子ども部屋。将来は2部屋に仕切ることができます。

 

 

かわいさ満点の造作の独立洗面スペースと、印象的な壁紙を貼ったトイレスペースです。トイレの中は他の部屋と切り離された独立空間なので、遊び心のある壁紙に挑戦するのも面白いと思います。ランドリールームと切り分けた独立洗面スペースは、年頃のお子さんがお風呂に入っている間、家族の誰も洗面台を使えないという、よくある問題を解決します。

 

 

以上、M様邸の完成写真の一部を紹介しました。「施工事例」ではこちらで紹介した以外の写真も公開しています。ぜひそちらもご覧ください。

 

 

 

◎港町・T様邸(平屋建て)

 

前回、上棟の様子をレポートしたT様邸。工事は順調に進んでいます。

 

外壁のサイディング材の施工が始まりました。

 

 

上の写真から10日後のT様邸。サイディングの施工が終わりました。このあとコーキング処理を行っていきます。すっかり家らしくなってきました。

 

 

屋根の上では、太陽光発電パネルの施工が進んでいます。アイワホームではお客様からメーカーの指定がないかぎり、Qセルズ社の太陽光発電パネルを使うようにしています。Qセルズは元々ドイツのメーカーで、曇り空の際の発電効率が高いのが特徴です。晴天の日の発電効率は実際のところメーカー間で大きな差はありません。重要なのは曇天時の発電能力で、Qセルズはそこが極めて優秀です。

 

 

屋内では大工工事が進んでいます。下の写真は床工事の様子。養生しながら丁寧に進めていきます。

 

 

こちらはリビングの母屋表し(もやあらわし)の勾配天井。写真ではわかりづらいですが、手前から奥に向かって勾配が付いています。壁内に充填されている白い発泡スチロールのようなものは断熱材の発泡ウレタンフォームです。

 

 

 

 

◎中村松木・T様邸(2階建て)

 

中村松木のT様邸も順調に工事が進んでいます。下の写真は、上棟後に行った躯体検査の様子。第三者機関の検査員の方に、アンカーボルトや接合金物の施工状態をひとつひとつ念入りにチェックしてもらいます。

 

 

躯体検査が終わると次は断熱工事ですが、その前に「振れ止め」を付けておきます。下の写真の赤枠の中の4枚の板が振れ止めです。

 

 

振れ止めは、天井と壁の接合部にすき間ができないようにするための補強板です。以前は天井と壁の接合部に廻り縁を付ける家が多かったのですが、最近はスッキリ見せたいという理由から廻り縁を付けない家が増えてきました。

(これが廻り縁です。建材ダイジェストというHPから拝借した画像です)

 

廻り縁がないと、天井と壁の接合部にすき間ができてしまうことがよくあります。これは施工ミスというより、時間の経過とともに木材が乾燥して縮むことが原因で、100%防ぐことは難しいのが実情です。ですので、アイワホームでは振れ止めをたくさん付けて接合部を補強することで、できるだけすき間ができないようにしています。

 

ちなみに振れ止めを付けない建築会社もたくさんあります。構造見学会などで建築中の家を見る機会がありましたら、そんなところもぜひ見るようにしてください。

 

工事レポートに戻ります。断熱工事が終わりました。現場発泡のウレタンフォームを隙間なく、びっしりと吹き付けています。

 

 

断熱工事が終わると大工工事が始まります。早速階段ができあがっています。階段下のデッドスペースには収納を作る予定です。

 

 

 

 

◎松原町・K様邸(平屋建て)

 

ブログの冒頭に書いたアクシデントを乗り越え、順調に造成工事から基礎工事へと進行しています。下の写真は、造成工事の仕上げ作業中のK様邸の敷地です。

 

 

道路の反対側(北側)から撮影したK様邸の敷地。L字擁壁がきれいにできています。たまにコストを下げるためにL字擁壁ではなく重力式擁壁で土留めを行う不動産開発業者もありますが、重力式擁壁は地面の下に大きなコンクリートのかたまりを埋めるので、それが邪魔をして給排水管の取り回しができないケースがあります。広大な敷地ならともかく、100坪以下の敷地の場合は、重力式擁壁は避けた方が無難だと思います。

 

 

造成が終わり、糸張りを施しました。写真ではなかなか見えづらいですが、赤い糸で建物の形を敷地上に描いています。

 

 

基礎工事が始まりました。まずは基礎を作るために地面を掘り下げていきます。この工程のことを根切りもしくは床掘りといいます。

 

 

上の写真から3日後の様子。3日でここまで進みます。すでに基礎配筋工事があらかた終わっています。日が長い季節で、しかも今年は雨が降らず晴天続きなので、工事はサクサク進みます。

 

 

 

 

◎四国中央市・T様邸(平屋建て)

 

基礎工事に先立ち、糸張りを行いました。(写真だとみえづらいですね)。

 

 

もう一枚、敷地の写真を載せておきます。日当たりの良い敷地です。素敵な家を建てたいと思います。

 

 

 

 

◎外山町・K様邸(平屋建て)

 

測量と分筆が終わり、農地転用の申請を行いました。許可が下りるのは1カ月後です。工事開始まで、まだしばらく時間がかかります。

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

2か月前の話になりますが、封切してすぐに「シン・ウルトラマン」を見てきました(先月の月刊アイワホーム6月号に感想を書こうと思ったのですが、まだ見ていない人も多いと思い1カ月待ちました)。

 

 

個人的な感想としては、2時間の中にいろいろと盛り込みすぎかな?という印象を持ちました。ガボラをはじめとする複数の怪獣、ザラブ星人やメフィラス星人とのエピソード、ゾフィとゼットンの登場など盛りだくさんすぎて、全体として話の起承転結が感じられなかったのが残念でした。昔のウルトラQやウルトラマンを思い出させるシーンも多くありましたが、わくわく感やドキドキ感は昔の作品の方があったように思います。

 

大きな話題を呼んだ巨大化した長澤まさみさんですが…

 

 

テレビ版で同じようにメフィラス星人に巨大化させられたフジ隊員(桜井浩子さん)を見た時の方が驚きは大きかったです。

 

 

話は変わりますが、サントリーがコロナ禍で苦境に陥った飲食店を応援するキャンペーンを行っていますが、そのCMをテレビで見られた方はいますでしょうか?日本映画の中の飲食店のシーンをつないだ1分間のショートフィルムなのですが、最近の映画に混じって、幸福の黄色いハンカチ(1977年)の高倉健さん、続男はつらいよ(1969年)の渥美清さん、春だドリフだ全員集合!(1971年)のいかりや長介さんなど、往年の名優さんたちの演技を見ることができます。シン・ウルトラマンよりこちらの方が個人的に感動がありました。見ていない方はぜひ見てみてください。

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

日本ソムリエ協会のマスターソムリエの高野豊さんがイオン新居浜店にやってくる…しかも土日ではなく、アイワホームが休みの水曜日にやってくると聞いて、いそいそと会いに行ってきました。そして彼がセレクトした6本3万円のワインセット…ではなく、ぐっとリーズナブルな6本6000円のワインセットを購入しました。早速いただきましたがとてもおいしかったです。

 

お店の方に聞いたところ、7月22日(金)と23日(土)にもイオン新居浜店にいらっしゃるそうです。ワインに興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。気さくなおじさん(失礼!)が美味しいワインをおすすめしてくれます。

 

(続く)

 

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