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月刊アイワホーム6月号/「建築人生で初めての出来事」と「いまこそ見たいウルトラQ」のお話

|Date:2021年6月21日 | Category:月刊アイワホーム |

下の写真は先月に行ったW様邸の上棟時のひとコマです。青いヘルメットを被っているのはW様の奥様です。上棟の様子を見に来ていた奥さまに、屋根の上にあがってみますか?とお声掛けしたところ、「ハイ!」と元気の良いお返事があり、スルスルと登って来られました。

 

 

野地板(屋根の下地材)を貼り終えた時に、お施主様がいらっしゃった場合は、「上がってみますか?」とお声掛けするようにしているのですが、長い建築人生の中で、奥様が上がってこられたのは、実は今回が初めてです。私だけではなく、大工や職人も初めての経験だったようで、みんなびっくりしていました。

 

屋根の上から見る風景は、2階の窓やバルコニーから見る風景とはまた違う感覚で、いつもの景色がまるで違ってみえると思います。家ができあがって、足場が外れてしまうと、屋根の上にあがるのは、なかなか大変です。大相撲の土俵は女人禁制のようですが、屋根の上は女性歓迎です。ちゃんとご主人様用と奥様用と、ヘルメットを2つ用意していますので、上棟時に屋根に上がってみたいという方はぜひ挑戦してみてください。

 

※傾斜の急な屋根の場合は、安全確保の観点からお断りすることもございます。

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎御蔵町・K様邸(平屋建て)

 

昨年の11月に始まったK様邸の家づくりが無事に終わりました。下の写真はK様邸の外観です。テラス屋根のついたウッドデッキも完成しました。外構工事はこれから行います。

 

 

LDK。写真手前がダイニング&キッチンで、奥がリビングです。リビングの勾配天井には登り梁を採用しています。

 

 

書斎として活用する予定のロフト。固定階段で上がるロフトは、平屋建ての暮らし方のバリエーションを増やしてくれます。

 

 

バイク用のビルトインガレージ。棚やフックを自由に取り付けられるように、内壁はOSB合板で仕上げています。

 

 

 

 

◎東雲町・U様邸(ラ・クーヤBDF)

 

東雲町のU様邸も完成いたしました。スキップ構造の複雑な間取りの家ですが、外観はキュービックスタイルのシンプルな形状です。

 

 

化粧梁と紺色のアクセントウォールを採用したU様邸のリビングです。半地下リビングが、ラ・クーヤの基本プランですが、U様邸のリビングは段差のないフラットリビングにしています。暮らし方にあわせていろいろアレンジできるのが、注文住宅の良いところです。

 

 

イエローのアクセントウォールを採用したU様邸のキッチン。

 

 

 

 

◎萩の台・M様邸(ラ・クーヤUSAフラット)

 

萩の台のM様邸も、まもなく完成です。壁紙もきれいに貼り終わりました。

 

 

キズが付かないよう、念入りに養生を施したシステムキッチン。完成まで、あと少しです。

 

 

 

 

◎又野・T様邸(平屋建て)

 

前回、上棟の様子を紹介したT様邸。工事は順調に進んでいます。

 

下の写真は、外壁工事中のT様邸。外壁材の下の銀色のシート(写真では白に見えますね)は、壁用のアルミ遮熱シートです。屋根も壁も、家全体をアルミ遮熱シートで包み込むのが、アイワホームの家づくりの特徴です。アルミ遮熱シートは、太陽からの輻射熱を遮断してくれるので、夏涼しい(エアコンのよく効く)家になります。

 

 

屋内の様子です。大工工事が丁寧かつ急ピッチで進んでいます。腕の良い大工は、仕事が丁寧でしかも早いです。

 

 

 

 

◎坂井町・W様邸(平屋建て)

 

5月14日に行った上棟の様子を、写真を使って紙芝居のように紹介していきたいと思います。

 

7時56分、上棟開始直後の様子です。「柱建て」という作業を進めているところです。

 

 

10時48分。1階天井部分にウレタン吹き付け用の合板を張っているところです。

 

 

11時22分。アルミ遮熱シートの施工が始まりました。

 

 

14時39分。アルミ遮熱シートが貼り終わり、屋根の構造ができあがりつつあります。屋根を構成する垂直の構造材のことを小屋束(こやづか)、水平の構造材のことを母屋(もや)といいます。

 

 

15時31分。垂木(たるき)掛け終了。

 

 

16時48分。野地板(屋根の下地材)の施工開始。

 

 

17時10分。上棟終了!パチパチパチ!(ブログの冒頭で紹介した、「奥さま屋根に上がる」の写真です)

 

 

上棟から8日後の5月22日、現地打ち合わせを行いました。一番左の白シャツ姿の男性が水道工事の職人さん。その右隣がW様ご夫妻。そのまた右が電気工事の職人さん。手前が弊社の髙瀨です。現地打ち合わせでは、スイッチの場所、コンセントの数と位置などを、ひとつひとつ確認していきます。帰宅したら、このスイッチで明かりを点けて・・・。夜中にトイレに行くときは、このスイッチで電気を点けて・・・という具合に、具体的な行動をイメージしながらチェックしていきます。

 

 

現地打ち合わせを行った日の外観です。ニチハの「あんしん」という耐震用面材を家の外周部全体に施工しています。W様ご夫妻のご要望のひとつが、耐震等級3相当の耐震性能です。平屋建てなので、筋交いを入れた耐力壁を適切な場所に配置すれば耐震等級3は取得できるのですが、視線を遮るもののない広々としたリビングがほしい、というもうひとつ別のご要望を実現するため、筋交い耐力壁ではなく、耐震用面材を使う構造を採用しています。

 

 

 

 

◎寿町・Y様邸(2階建て注文住宅)

 

5月26日に上棟を行いました。下の写真は、8時3分に撮影したもの。「柱建て」が始まりました。

 

 

10時23分。2階天井の梁と桁を組み立てています。いつも思うのですが、チームアイワの上棟は、テキパキしていて気持ちいいです。

 

 

11時44分。2階天井のアルミ遮熱シートの施工が終わり、屋根組みが始まっています。

 

 

13時54分。屋根を支える垂木を組んでいるところです。

 

 

15時32分。上棟が完了し、翌日の雨に備えて養生をしているところです。在来工法(木造軸組み工法)の場合は、2・3日雨に降られても影響はないのですが、お客様に心配をおかけしないよう、できるだけ丁寧に養生するようにしています。

(実際、雨ざらしのままの建築現場をよく見かけます。構造用の木材は、乾燥による変形を防ぐため、あらかじめ十分に乾燥させてから使用します。乾燥には大変な手間と時間がかかるのですが、一度乾燥した木材は、濡れても表面だけで、木材の中まで水分が浸透することはほとんどありません。)

 

 

 

 

◎大生院・O様邸(ラ・クーヤBD)

 

大生院のO様邸では敷地の造成工事が始まりました。敷地の一番高いところと低いところで1mル30㎝ほどの高低差があるので、擁壁を作り、その後土を入れて、敷地を平らにするのです。

 

下の写真の手前部分が、O様邸の敷地のもっとも高いところです。奥に行くにしたがって、地面が低くなっています。わずかな傾斜角度ですが、敷地の長辺が30メートルほどあるので、意外なほどの高低差になります。

 

 

擁壁用の型枠です。

 

 

 

 

◎岸の上町・W様邸(平屋建て)

 

1月に古家の解体工事を終えた岸の上町のW様邸。5月になり、ようやく家づくりが始まりました。

 

下の写真は、根切りを進める基礎工事の職人さん。根切りとは、基礎を作るために少し地面を掘り下げる作業のことです。

 

 

5月31日、基礎の配筋検査に合格しました。

 

 

もう一枚。

 

 

 

 

◎田の上・Y様邸(ラ・クーヤ)

 

解体工事が終わり、きれいな更地になりました。まもなく基礎工事が始まります。

 

 

 

 

◎多喜浜・T様邸(平屋建て)

 

家づくりはもう少し先の予定です。なにも載せないのはさみしいので、前回と同じですが、完成予想のイメージ図を載せておきます。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

最近NHKのBSプレミアムで、「ウルトラQ」と「ウルトラセブン」の4Kリマスター版が放送されています。(正確にはBS4KとBSプレミアムでの同時放送)

 

ウルトラQは、1966年1月から7月にかけて、TBS系列で放送されていたのですが、当時、新居浜ではNHKと日本テレビ系列の南海放送しか映らず、それでもどうしてもウルトラQを見たかった幼少時代の私は、かすかに岡山の山陰放送の電波が届く親戚の家に行き、砂あらしのように乱れるテレビ画面でウルトラQを見ていた記憶があります。

 

さて、あれから数十年後に見たウルトラQですが、今見ても、内容的にまったく色褪せていないことに驚きます。この前見た、第8話の「甘い蜜の恐怖」は、農作物を巨大化させる薬によって巨大化してしまったモグラの化け物を退治する話でした。他にもお金が好きすぎてお金を食べる怪獣になってしまう少年の話(第15話・カネゴンの繭)や、人口爆発を解決するために人間の身体を小さくする話(第17話・1/8計画)など、およそ子供向きではない物語が繰り広げられます。

 

ウルトラQは、当初「UNBALANCE(アンバランス)」という番組名だったことは知る人ぞ知る有名な話です。自然や社会のバランスがほんの少し崩れた時に起こる奇々怪々な出来事を描こうという番組のテーマが、そのタイトルに込められています。

 

令和になり、新型コロナウイルスが発生し、次々と変異種が生まれ、それらを抑え込むためにワクチンが開発され・・・。まさに今こそ、バランスの崩れたウルトラQ的な世の中のような気がします。そんなことを考えながら、大きなテレビ画面で、きれいな映像を、当たり前に見られることに感謝しつつ、ウルトラQとウルトラセブンを楽しみたいと思います。

ウルトラQのタイトル(C)円谷プロ

 

 

カネゴン(C)円谷プロ

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

個人的なお話で恐縮ですが、先日、自宅で結婚記念日のお祝いをしました。毎年、結婚記念日には夫婦で外食したり、少し高級なステーキ肉を買って来て家で食べたりするのですが、今年は、フレンチレストランのオードブルセット(2000円)をテイクアウトして、家でワインといっしょにいただきました。

 

そのフレンチレストランでは、もともとテイクアウトのサービスはされていなかったのですが、新型コロナウイルスの流行を機に始められたそうです。本格的なフレンチを、オードブルとはいえ2000円で楽しむことができる。嫌なことばかりの新型コロナウイルスですが、ほんのわずかな光の部分を見つけた気がしました。

 

(続く)

 

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