月刊アイワホーム11月号/「大きな造作書棚のある平屋建てがまもなく完成します!」と「鎌倉殿の13人は大河ドラマの傑作かも?!」のお話
テレビドラマ「相棒」が好きで、毎回楽しみに見ています。今シーズンから初代相棒の寺脇康文さんが14年ぶりに復活したことも話題になっています。杉下右京を演じる水谷豊さんも来年で71歳。いよいよ完結が近づいてきているのかな?などと勝手な想像を巡らせています。
ちなみに相棒がスタートしたのは今から22年前の西暦2000年です。シドニーオリンピックで高橋尚子さんが金メダルを獲得し、小渕首相が倒れ森首相が誕生し、ウラジーミル・プーチンがロシアの大統領になったのもこの年です。月日が経つのは早いもので、2022年もあと1カ月と少しで終わりです。一日一日を大切に生きたいと思います。
相棒シーズン21(2022年放送中)
相棒シーズン1(2000年放送)。お二方ともあまり変わらないですね。
ただいま家づくり進行中!のコーナー
◎松原町・K様邸(平屋建て)
完成に向けて順調に工事が進んでいます。下の写真は壁下地の石膏ボードの施工が終わったK様邸のリビングです。これから壁紙工事が始まります。
母屋あらわしの勾配天井と大きな2つの造作書棚。自分たちで作っておいて言うのも変ですが、ステキなリビングになりそうです。
パテ処理が始まりました。パテ処理は下地の継ぎ目やビスの頭の凸凹をきれいに均す工程です。パテ処理の精度が壁紙の仕上がりに直結します。
壁紙が貼り終わりました。あらわし仕上げの母屋の塗装も完了しています。リビング中央に積まれているのはトイレなどの住設部品です。
別角度から撮ったK様邸のリビング。この角度からの方が天井の勾配がわかりやすいと思います。
K様邸の内装はグレー系で統一されているものの、部屋によって少しずつ色合いや柄を変えられています。こちらの洋室は天井にブラウン系の壁紙を貼っています。
こちらの洋室は天井にグレー系の壁紙を貼っています。
玄関ホールです。遊び心のある幾何学模様の壁紙を選ばれました。
屋外ではバイクガレージの施工が始まっています。カーポートのような簡易なものではなく、雨風をしっかり防ぐちゃんとしたバイク保管用のガレージを建てていきます。
建物の外観はすでに完成し、足場も撤去しています。完成まであとほんの少しです。
◎四国中央市・T様邸(平屋建て)
T様邸の家づくりも完成まで秒読み段階に入っています。下の写真は完成したT様邸の外観です。
別角度から。黒い外壁に白いサッシ枠と玄関ドアが目立ちますね。
リビングも完成しています。勾配天井&母屋あらわしです。
主寝室。落ち着いたグレーの壁紙で施工しています。11月下旬に引き渡し予定です。
◎外山町・K様邸(平屋建て)
10月上旬に基礎の配筋検査を実施しました。青空とうろこ雲(いわし雲ともいいます)がきれいですね。
完成したK様邸の基礎。手前の低くなっている部分はテラス用の土台です。近付いて基礎の中をじっくり見ていきましょう。
さや管ヘッダーの工事が始まっています。ピンクのさや管が温水用、青いさや管が冷水用です。写真右上の断熱材で囲まれている区画はユニットバスを設置するスペースです。ユニットバス本体に十分な断熱層が設けられていますが、基礎側にも断熱材を施工することでより強力な断熱性能を実現しています。お風呂は温度差によるヒートショックの危険性が高い場所なので、断熱性は高ければ高いほど良いと思います。
このブログで何度も紹介しているように、アイワホームの基礎はたくさんのアンカーボルトが特徴です。下の写真の赤丸の金具がアンカーボルトです。基礎と土台を緊結するための金具で、たくさん入っている方が、地震による建物の歪みや構造材の反り・捻じれなどの影響を受けなくなります。建ててから数年経って、サッシや建具の立て付けが悪くなるのは、アンカーボルトの数が少なかったり、位置が悪かったりすることが原因のひとつです。
下の写真の赤丸で囲んでいる部分は玄関ドアの「盗み」です。「盗み」は、玄関ドアを設置するために少しだけ基礎を切り欠きすることを意味する建築用語です。建築現場を通りがかった際に職人さんたちが、「もうちょっと盗んどいて」とか「ちゃんと盗んだ?」みたいな会話をしていても、ドロボウの相談ではないのでご心配されないようにお願いします。
◎八幡・K様邸(半地下収納と蔵のある2階建て)
境界確認~測量~農地転用申請~造成を経て、その後ようやく家づくりが始まるので、当ブログでK様邸の家づくりを紹介できるのは年明け以降になる予定です。
今回はほんの少しだけ、境界確認の豆知識を紹介しておきます。下の写真はK様邸の建築予定地で、黄丸で囲んだ部分に「会標」があります。境界標というのが正式名称ですが、各県の土地家屋調査士会が設置を行うので、会標と呼ぶことも多いです。文字通り、土地の境界を表す標識です。
境界標にはいろいろなタイプがあります。下の画像のパターンが代表的なものです。ちなみにこの境界標を勝手に設置すると10年以下の懲役、勝手に移動したり撤去したりすると5年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金になります。
上の写真のような境界標がすでに設置されていると話は早いですが、農地などの場合、畑と畑の間の溝や畔(あぜ)が境界となっているケースが少なくありません。その場合は、境界の両側の土地の所有者と土地家屋調査士、不動産会社の担当者、市役所の担当者などが集まって、ここが境界で間違いないですよね!という確認を取る必要があります。この確認作業のことを境界立ち会いといいます。余談ですが、大阪や東京の境界立ち会いは1センチどころか1ミリ単位でもめることも少なくありません。
◎松神子・I様邸(平屋建て)
古家の解体作業が終わり、I様邸の敷地が姿を現しました。11月下旬から基礎工事が始まります。
もう一枚。青空がきれいな季節です。
アイワホームの近況コーナー
◎岸の近況報告
NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がとても面白いです。脚本は「古畑任三郎シリーズ」や「有頂天ホテル」「みんなの家」といった映画で有名な三谷幸喜さんです。三谷幸喜さんの脚本は、役者さんたちのホームドラマ風の軽妙な掛け合いが特徴で、「鎌倉殿の13人」でもその作風は踏襲されています。とはいえ描かれる内容は暗殺に次ぐ暗殺、凄惨かつ陰惨な身内同士の殺し合いというゴッドファーザー顔負けの物語で、その内容と台詞(セリフ)回しの軽妙さのギャップが味わい深く、久々の大河ドラマの傑作だと思っています。
12月18日の最終回を前にして、物語はまさに佳境を迎えています。プロ野球の試合を8回から見ても面白いように、「鎌倉殿の13人」もここから見ても十分に面白いと思います。歴史好きの方はもちろん、そうでない方もぜひ見ていただきたいと思います。
「鎌倉殿の13人」の主人公は鎌倉幕府の2代目執権の北条義時ですが、8代目執権北条時宗を和泉元彌さんが演じた2001年放送の「北条時宗」も非常に面白い大河ドラマでした。歴史を知ることは未来を知ることにつながります。今は便利な時代で、NHKオンデマンドやU-NEXTの会員なら、いつでも好きな時に「鎌倉殿の13人」はもちろん過去の大河ドラマを見ることができます。コロナウィルスの第8波が来るかもしれない年末年始、どっぷり歴史ドラマにはまるのもアリだと思います。
2001年放送の「北条時宗」。個人的に好きな大河ドラマのひとつです。
1973年放送の「国盗り物語」。少年時代に見て、とても印象に残っています。
◎髙瀨の近況報告
バブル時代の熱狂的な盛り上がりはないですが、今年もボジョレーヌーボーの季節がやってきました。私もイオンのソムリエさんに薦められるままに1本予約してしまいました。
イオンのソムリエさんですが、お客様ひとりひとりの好きなワインの傾向をちゃんと把握されているのがすごいと思います。私を含めいったい何人ぐらいのお客様の嗜好を把握されているのか、一度聞いてみたいところです。
店舗に行くと、前回買ったワインの感想を聞かれ、感想を伝えるとちゃんとその内容を覚えていて、そういったデータの積み重ねをもとに、「髙瀨さんは酸味と渋みが程よいかんじの新大陸系のワインがお好きなので、このワインとかおすすめですよ」とかなんとか言われると魔法にかかったようについつい買ってしまいます。
イオン新居浜のワイン売り場ですが、最近高級ワイン用のワインセラーが設置されて1本1万円以上するワインが並べられています。お願いだからそこのワインはおすすめしないでほしいと思います。
(続く)