最近の見学会で思うこと
私は、家の選び方を、よく車選びに例えて話してます。
車ならだれでもわかるからです。
車は、家族構成や使用目的に応じて買いますよね。
「スポーツカーが欲しい」
と思っている人は、間違っても軽トラを売っている所に行きません。
また、乗用車やワンボックスカーも見に行きません。
やっぱりスポーツカーの専門店に行きますよね。
でも、農作業に使うのなら、スポーツカーでは用を足しません。
家族が大勢なら、ワンボックスカーが必要です。
同様に、家も自分の目的や価値観が決まってから業者の選択をすべきです。
しかし、何も決めずに手当たり次第、業者巡りをしているんです。
ハウスメーカーの家も、自然素材の家も、ローコストの家も一緒。
本来、比較検討できないのに、無理やり同じ土俵に乗せて比べています。
これでは、頭がこんがらがって当然です。
だから、あとで後悔する事になるんです。
ところで、あなたに質問があります。
新築して5年以内にリフォームする人の割合は、どれくらいだと思いますか?
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1割~2割?
いいえ、小さいのも含めてですが、なんと9割!
なぜだと思います?
なぜ9割もの人がリフォームするんでしょう?
それは『住んでみないと分からない』からです。
住んでみて初めて問題点がわかるんです。
だから9割もの人が5年以内にリフォームするんですね。
逆に5年を過ぎると、もうそれに慣れてしまいます。
不便だけど我慢してしまうんですね。