日本の歴史から読み解く地震の謎
今回の震災や津波は、869年の貞観地震(今回と同じ震源域で津波も同規模)の
18年後の887年にM9規模の仁和地震(東海・東南海連動型巨大地震)が起き、
さらに900年にはやはりインドネシアのスマトラでM9規模の巨大地震が
相次いで起きています。
つまり、巨大地震が連鎖する活動期だった訳ですが、
残念ながらその法則は現在にも当てはまる。
スマトラ沖大地震と東北沖大地震はすでに起きてしまったので、
順番が変わりましたが、次は東海・東南海になります。
確実に遠くない将来にやってきます。
この国の財政破綻が決定的な出来事になるかもしれません。
最悪なのは、今回の復興が終わらない内に東京が揺れることです。
地震専門家の間では今回の地震は、東海・東南海地震を誘発しない
との声が多いのですが、実際の過去のパターンでは連続している事実を知ることです。
誘発すると云うよりも巨大地震が連発する時期である事を認識する必要があります。