今 流行のパラペット屋根は好きですか?
この数年四角形状の屋根が流行っていて、弊社に
おいても年間数件はこの屋根建物を建てています。この
パラペット 屋根はコンクリートの建物では昔から
多く使用されていましたが、昨今木造の住宅や店舗でも
使用されるケースが増えてきました。流行は繰り返すとは
よく言ったもので昭和50年代にもセキスイハイムが四角い
住宅を多く供給した時期があります。
添付写真の立ち上がりの部分:笠木 をご覧いただいてお分かりかもしれませんが、立上がりの
天端が 外壁と反対の内側に傾斜していることに注目してください。約1/10の傾斜で内側の屋根
に施工しています。もし笠木:立上りの天端がフラット若しくは外壁側に傾斜していると、落ち
た雨水が 晴れた翌日にも流れてきたり落ちてきたりする心配が起きてきます。雨垂れで外壁が
汚れたり、サッシの回りからの水の侵入が無いとも限りません。
但し、木造でこの笠木の内向き傾斜は プレカット では無理があり大工さんの手作業で行われる
事になりますので、もしこう云った四角の家を希望する場合は 先方の住宅会社に念押しで伝え
てください。