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亜炭の採掘地域で陥没が多発!

|Date:2010年10月28日 | Category:建築日記 |

 
先日のニュースで、以前亜炭の採掘した後の地上で、
土地が陥没したり家が傾いてきたという事件がありました。
 
亜炭とは、品質に関しては褐炭同様、
石炭化が十分に進んでいないために不純物や水分を多く含み、
得られる熱量が小さいことから、製鉄などの工業用途には向かない。
 
日本では明治年間から1950年代まで全国各地で採掘され、
主に家庭用燃料として重宝された。
 
特に、第二次世界大戦中および直後においては、
燃料の輸送事情が極端に悪化したため、仙台市・名古屋市、または長野市など
大規模~中規模の都市の市街地などでも盛んに採掘が行われて利用された。
 
亜炭は着火性が悪く、燃焼時にも独特の臭気や大量の煤煙を出すため、
燃料事情が好転すると早々に都市ガスや石油などへの転換が進められた。
 
2000年代の日本では、燃料としての亜炭の使用は皆無であり、
輸入された亜炭(褐炭を含む)が飼料の添加物や土壌改良材などに用いられるのみである。
 
現在では、これが廃鉱となり地下が空洞となり、
それが劣化して地上の土地が陥没してしまうという不幸な出来事が、生じています。
 
岐阜県御嵩町の100箇所で陥没の危険性をはらんでいるそうです。
 
空洞を埋めるには1000億円もの大金を要します。
国は事業を行った会社の責任と逃げる始末です。
 
いったい責任は、どこにあるのでしょう?
 
四国では、香川県と徳島県に存在します。
 
これらの地上の土地を持った人は、戦々恐々としていることでしょう。

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