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ベランダは雨漏りの原因

|Date:2015年7月26日 | Category:建築日記 |

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住宅を建てていて、一番心配なのが雨漏りです。
特に今年は梅雨が長くて、
台風も多いので頭の痛い時期です。
 
昨今 雨漏りと云えばほとんど屋根の原因ではなくて 
ベランダの床やベランダへ出る掃出し窓周辺が
原因となるケースが多いようです。
 
屋根による原因が少ないとは云え 最近の太陽光の設置方法に
起因するケースはこれから問題になると思います。
特に板金屋根(ガルバリム)の場合は太陽光メーカー自体が
上からのくぎ打ちを推奨していますから、
設置後5年から10年後には雨漏りする可能性が多いと思います。
 
ちなみに弊社ではツカミ金具で設置しますので、
その可能性を除去するようにしています。
 
ところで、ベランダ防水はFRP防水が一般的ですが、
その下地材料に耐水合板が良いのかケイカル板(屋根の軒天に使用)が
良いのかが、弊社大工さんの間でも問題になっていました。
防水の専門業者に確認したところ、耐水合板の方が
いろいろな面で勝っている事が分かりました。
その理由を記載しておきますので、今後の参考にしてください。
 
 
①耐水合板に比べてケイカル板の方が、濡れた場合 渇きに時間がかかる
 
②ケイカル板は 濡れて膨れる率が高い・・・何層にも分かれた繊維質
 
③ケイカル板は FRPとの相性が若干悪く接着力が弱い
 
④ケイカル板の方が 釘の保持力が弱く上下動する恐れがある
 
 
と云ったところです。但し、工事中の見た目だけで言えば
白っぽいケイカル板の方が綺麗で商品価値があるような気がするのは事実です。
 
しかし、工事途中の見た目よりも
後々の水に対する抵抗の方が大事ではないでしょうか?
 
 

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