雨降って 地固まる。
人間関係でもめたり言い争いをした時、もめごとが解決した後は お互いの気持ちが通じ合い
理解が深まり良い人間関係が構築できる意味合いですが、今回の場合は言葉通りの状況を
お伝えしたいと思います。
先月は雨が降らずに お天気が続きましたが、
今月に入って雨が降ったりやんだりを繰り返している関係上
先月造成工事が完了した土地の盛り土が程よく固まってくれて
数か月後に家基礎をするご予定のご夫婦にとっては 恵の雨と云った状況です。
添付写真のように隣との間のコンクリートが1m以上高くなっていますので、
かなり上がっているのがよくわかります。
盛り土も30㎝ずつ何回かに分けて締固めしながら入れていきましたが、
それでも今月の雨でコンクリートの黒い所を目安に数センチ下に
下がってきているのがお分かりいただけます。
よくお客様から造成した後、どのくらい着工するまでに置いておけばよいのか?
と云った質問を受けますが、上記に記載した通り一度にドサッと土を入れられると
これは論外ですが、何回かに分けて土を入れながら締め固めしていった場合、
その後の雨が適度に振ったりやんだりを繰り返してくれると、
思ったより早く着工ができるようになります。
しかし、数日に渡って雨が降り続けてもこれはある意味ありがた迷惑な話で、
土の表面上を雨が流れるだけで 効果が少ないことにもなりえます。
何でもほどほどが 大事な事ではないでしょうか。