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月刊アイワホーム6月号/「久しぶりにスキップ構造の家づくりが始まります!」と「いい家をどこよりも安く!は現場カメラのおかげ!?」と「除草剤の私的理論」のお話

|Date:2025年6月13日 | Category:月刊アイワホーム |

 

さて、下の写真は、現場カメラ(正式には業務用遠隔監視ネットワークカメラ)で見た、6月2日午前10時の各現場の様子です。右上から時計回りに、中村F様邸、政枝町Y様邸、船木I様邸、中村Y様邸の現場が映っています。現場カメラは、タブレットやスマホがあれば、いつでもどこからでも現場の様子を見ることができるという、非常に便利なツールです。使い始めてもう10年ほどになりますが、今やこれなしでは現場管理が回らないと思うくらい重宝しています。

 

 

現場カメラがなかった頃、意外と大変だったのが、メーカーから搬入される建材や住宅設備の受け取りでした。現場にいる職人さんのサインでは、万が一紛失があった際に責任の所在が曖昧になるという理由で、私や髙瀨が現場に行って受け取らなければいけなかったのです。それが今では、現場カメラを見ながら置き場所を指定するだけで受け取りが完了します。メーカー側も搬入の様子が録画されていることがわかっているので、安心できるのでしょう。

 

あと、台風や大雨の時も大変でした。しっかり養生していても、どうしても気になって、夜中に現場を見回りに出たことが何度もあります。今はこのカメラで、現場の状況が把握できるので、そんな危険なことをする必要もなくなりました。

大雨の時に畑の様子を見に出かけて、用水路に流されて亡くなってしまう農家の方が毎年のようにいますが、私はその農家の方の気持ちがすごくよくわかります。「大雨が降っている時にわざわざ見に行かなくてもいいのに」と思う方が多いと思うのですが、いてもたってもいられなくなるのです。

 

アイワホームは、私(岸)と髙瀨のふたりで、年間10棟から15棟の家づくりをしている、効率化と省力化の極みのような工務店です。その裏側にはこうした便利なITツールのサポートがあるのです。

 

話は少し飛躍しますが、「モデルハウスの維持費や営業マンの人件費、テレビCMなどの無駄を省いて、できるだけ安く家を建てています!」といったアピールをされている建築会社をよく見かけます。

それを見るたびに、「いやいや、当社には勝てないでしょう!」と、少し不思議な優越感に浸りながら、思わずニヤリとしてしまいます。当社は本当に、無駄なコストをかけずに家づくりをしています。当社のスローガン「いい家をどこよりも安く」は誇張ではありません。リーズナブルに、でもちゃんとした家を建てたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎船木・I様邸(平屋建て)

 

クロス工事が始まりました。下の写真はパテ処理を終えた状態の主寝室です。写真中央にあるのは、壁紙に糊付けを行うための機械で、機械の後ろに並べられているのが、これから貼る壁紙です。準備万端といったかんじです。

 

 

クロス工事が進むキッチンスペース。写真中央は袖壁に作ったニッチ。細かな作業が必要なので、この部分は後回しにしています。写真右奥に少しだけ見えているアールの下がり壁ですが、その向こうはパントリーです。

 

 

クロスを貼り終えた1.5階のホビールーム。フィギュア模型を飾るための棚を造作中です。ライトアップ用の照明も付けています。

 

 

こちらは2.5帖の畳コーナー。ホビースペースや畳コーナーなど、I様邸には隠れ家的なスペースがあちこちにあります。子どもはもちろん、大人もワクワクするような家になりそうです。

 

 

 

 

◎政枝町・Y様邸(平屋建て)

 

前回、上棟の様子をレポートしたY様邸。家づくりは順調に進んでいます。

 

下の写真は、現場打ち合わせの様子です。奥に見える白い服の女性が弊社の髙瀨、その斜め後ろにいる黒い服の男性は電気工事の職人さんです。髙瀨の左側、柱に隠れて見えませんが、Y様がいらっしゃいます。現場打ち合わせでは、コンセントの位置や数、スイッチの場所、照明の取り付け位置などを、ひとつずつ丁寧に確認していきます。

 

 

現場打ち合わせを終えると、次に電気の配線工事を行い、その後、ウレタンフォームによる吹き付け断熱工事へと進みます。壁の中にも天井にも、隙間なくたっぷりとウレタンフォームを吹き付けていきます。

 

 

下の写真のトラックは、断熱工事を担当する業者さんのものです。荷台に積まれた赤いタンクと緑のタンクの中には、ウレタンフォームの原料(イソシアネート化合物とポリオール)が入っていて、これらを混ぜ合わせた混合物に水を加えた瞬間に、急激に膨らんで、壁の中の隅々まで断熱材(発泡ウレタンフォーム)が充填される仕組みになっています。

 

 

上の写真から3日後のY様邸。外壁のサイディング材の施工が始まりました。サイディングには「横貼り」と「縦貼り」がありますが、Y様邸では幅広タイプのサイディング材の横貼りを採用しています。最近は、この幅が広いサイディング材を横貼りにするのが、上品で落ち着いた雰囲気があるとして人気があります。

 

 

 

 

◎中村・Y様邸(2階建て)

 

基礎工事が着々と進んでいます。

 

下の写真は、立ち上がり部分の型枠を組み終えた様子です。このあと、型枠の中にコンクリートを流し込みます。

 

 

上の写真から10日後――基礎が完成しました!できたてほやほや、ピカピカの基礎です。

 

 

 

 

◎中村・F様邸(平屋建て)

 

解体工事が終わり、いよいよ基礎工事が始まりました。

 

下の写真は、ゴールデンウィーク明けに撮影したF様邸の敷地の様子です。ちょうど「糸張り」の作業中で、写真では少し見えづらいですが、赤い糸が敷地内に張られています。

糸張りとは、地面の上に糸を使って建物の配置図を描く作業です。この糸を見ながら、基礎工事を行う土木業者さんと具体的な施工内容について打ち合わせを行います。また、お客様にも見ていただき、建物の位置の最終チェックを行います。

 

 

上の写真から1週間後の様子です。捨てコンクリートが打ち終わっています。糸張りのあと、「根切り(基礎を作るために地面を掘り下げる作業)」→「砕石敷き」→「砕石の転圧」→「防湿シートの施工」→「捨てコンクリートの打設」という工程を経て、この状態に至っています。

 

 

さらにその1週間後の様子です。コンクリートの打設が完了しました。捨てコンクリートのあと、「型枠工事」→「配筋工事」→「配筋検査」→「底面へのコンクリート打設」→「立ち上がり部分の型枠工事」→「立ち上がり部分のコンクリート打設」という工程を経て、ここまで進みました。現在は、コンクリートがしっかりと固まるのを待っている状態です。固まり次第、型枠を外して基礎の完成となります。

 

 

 

 

◎萩生旦の上・T様邸(平屋建て)

 

造成工事が無事に完了しました。

 

 

造成完了後、地鎮祭を執り行いました。下の写真は、その準備の様子です。地鎮祭は、基本的にその地域の氏神様を祀る神社に依頼するようにしています。

 

 

 

 

◎河内町・K様邸(ラ・クーヤING)

 

河内町で新たに、K様邸の家づくりがスタートします。実は3年ほど前、K様のお兄様のお宅を建てさせていただいており、今回はそのご紹介でご縁をいただきました。本当にありがたいお話です。

ちなみに、お兄様のお宅は、当社ホームページの施工事例にも掲載している「リビングに大きな造作書棚のある平屋」です。

 

さて、こちらがK様邸の建築予定地です。ここに、2階建てのスキップ構造の家「ラ・クーヤING」を建てていきます。INGは「インナーガレージ」の略で、今回のK様邸の場合は、半地下にインナーガレージ、1階にLDK、中2階に主寝室、2階に子ども部屋、中3階にロフトというユニークな間取りプランになります。久しぶりのラ・クーヤということで、スタッフ一同、気合が入っています!

 

 

こちらがK様邸の完成予想イメージ図です。外観は一見ふつうの2階建てに見えますが、中に入るとスキップ構造ならではの遊び心あふれる間取りが広がっています。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

先日、雨が降る2日前に除草剤を散布しました。昨年は、ドラッグストアで1,380円の除草剤を購入して撒きましたが、今年は「朝の涼しいうちに撒こう」と思い、朝8時オープンのホームセンターで1,000円の除草剤を購入し、散布しました。

 

人間の心理として、「安かろう悪かろう」というイメージがあるため、正直なところ効果には少し不安がありました。しかし、下の写真をご覧いただければお分かりの通り、その効果は一目瞭然。電柱から奥側がお隣の事務所駐車場、電柱より手前が弊社の駐車場ですが、その差は歴然としているかと思います。

 

 

除草剤の説明書には、「散布後しばらくは雨が当たらないようにしてください」と書かれていました。ただ、私の勝手な理論ですが、「散布後、24時間程度雨が降らなければ十分効果は出るはず」と思っており、結果的にその理論は当たっていました。むしろ、長期間晴天が続くと除草剤が乾燥してしまって、かえって効果が薄れることもあるのではないかと感じています。散布後にある程度時間をおいてから雨が降ることで、除草剤が土中にしっかり染み込み、より高い効果を発揮する―これが私なりの「岸理論」です。

 

いずれ、雑草が生い茂ったプランターをいくつか用意して、この「岸理論」を実証実験で証明してみたいと思っています。

 

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

SNSで話題になっていた、観音寺市の高屋神社にある「天空の鳥居」に行ってきました。下の写真が、その天空の鳥居です。平日にもかかわらず、思っていた以上に人が多かったのですが、タイミングを見計らって、人がいなくなった瞬間を狙って撮影しました。鳥居の向こうに広がる瀬戸内海が、とても美しく、まさに絶景でした。

 

天空の鳥居は、麓からおよそ1時間かけて登山道を上った先にあるのですが、さすがにそれを登る自信はなく…。今回は、山の中腹にある駐車場まで車で行き、そこから徒歩で向かいました。それでも10分ほど、急な坂道を上る必要があり、鳥居にたどり着いた時にはヘロヘロでした。

 

駐車場は、そこに行くまでの林道がとても狭いため、利用できるは平日のみです。土日祝日は麓から駐車場までのシャトルバスが運行していますので、休日に訪れる場合はご注意ください。

 

興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください。本当に感動する景色が待っています。ただし、必ず運動靴を履いて行ってください。階段の途中で転んだりしたら、下までゴロゴロ落ちて、大けがをしてしまう恐れがかなりあります。

 

(続く)

 

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