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月刊アイワホーム6月号/「ヌックのある家、まもなく完成!」と「T様邸の母屋あらわし」と「タオル一枚で運命の扉が開くこともある!」のお話

2022年06月14日 12:19   Category : 月刊アイワホーム

 

上棟が近づくと天気予報が気になります。予報が大雨や台風なら迷うことなく日程を変更するのですが、実際は降るか降らないか微妙なケースが多くヤキモキさせられます。

 

先日のT様邸の上棟がまさにそんな状況で、Yahoo!天気予報では晴れ、ウェザーニュースでは雨と、専門家の予想も割れる状態。結局上棟日を変更することにしたのですが、もともとの予定日は朝から雨だったので、今回はウェザーニュースの方が正しかったことになります。

 

上棟は10人以上の大工、職人総がかりで行うので、直前の日程変更は大変です。T様邸のケースでは、人手はすぐに集めることができたのですが、駐車場の手配が難航しました。近くの自治会館の駐車場を予約しておいたのですが、変更した日は終日満車で、最終的にT様邸から20メートルほど離れた近隣の方の敷地をお借りすることで事なきを得ました。

 

 

上の写真が臨時の駐車場としてお借りした敷地です。車を置く場所はここしかないという状況でしたので、決死の覚悟で交渉に臨んだのですが、「工事のごあいさつに来て、タオルを置いていかれたアイワホームさんですよね。一日ぐらいなら大丈夫ですよ」とすぐに快諾をいただくことができました。タオル一枚で運命の扉が開くこともある、少し大袈裟ですが、そんなことを思う出来事でした。

 

ちなみに大雨の日に上棟を行うことで、何か構造上の不具合が起こるかというとそんなことはなく、ハウスメーカーの多くは大雨でもスケジュール通りに上棟を行っています。構造用の木材は、含水率20%以下まで乾燥させているので、数日雨に濡れても表面が濡れるだけで大きな問題にはなりません。とはいえ、雨の中の上棟はお客様にとってあまり気分の良いものではないと思いますので、アイワホームではできるだけ避けるようにしています。

 

 

 

 

ただいま家づくり進行中!のコーナー

 

◎中萩町・M様邸(平屋建て)

 

完成直前のM様邸。壁紙工事も終わり、住宅設備の据え付け工事や各種造作工事が急ピッチかつ慎重に行われています。

 

下の写真はM様邸のリビングとヌックです。アールの下がり壁の奥の2帖ほどのスペースがヌックです。ヌックとは、居心地の良い小さな隠れ家のような空間のことを指す建築用語で、暖炉の横の腰掛けを意味するスコットランド語のイングル・ヌーク(Ingle neuk)がその語源です。本を読んだり、子供の遊び場にしたり、試験勉強に集中したり、使い方のイメージがいろいろと広がるスペースです。

 

 

システムキッチンの設置も完了しました。ラスティックスタイルのインテリアに合わせて、扉の化粧板には木目調のカラーをセレクトされました。

 

 

壁紙工事を終えたリビング横の畳コーナー。吊り押し入れの下の地窓からやわらかな日差しが入ります。吊り押し入れは、押し入れの下に視線が伸び、空間を広く感じさせる効果もあります。

 

 

こちらは造作工事が進むアンティーク風あるいはフレンチカントリー風の洗面化粧台です。M様邸の洗面スペースは最近取り入れる方が増えている独立洗面です。

 

 

 

 

◎港町・T様邸(平屋建て)

 

前回、基礎工事の様子を紹介したT様邸。今回は、その後の土台敷きから上棟、そして現場打ち合わせの様子まで一気に紹介していきたいと思います。

 

5月8日。土台敷き。たくさんのアンカーボルトでしっかりと基礎に固定しています。

 

 

5月9日。床下に断熱材(スタイロフォーム)を入れた状態。現地に設置したWEBカメラからの映像です。

 

 

5月14日、上棟。まずは柱を順に建てていきます。

 

 

梁(はり)と桁(けた)が組み上がり、1階天井に断熱用合板を貼っているところです。といってもこの合板に断熱の機能があるわけではなく、後日この合板の内側に発泡ウレタンフォームをたっぷり吹き付けます。

 

 

LDK上部の勾配天井になる箇所。T様邸では屋根の垂木(たるき)を支える母屋(もや)を見せる仕上げにします(母屋あらわしといいます)。

 

 

下から見上げた母屋あらわし。一般的な梁あらわしと違って屋根の傾斜に沿って段差が出るのが特徴です。

 

 

アルミ遮熱シートの施工が終わり、小屋束(こやづか)を立てているところです。アルミ遮熱シートは太陽からの輻射熱を遮断する効果があります。下の写真に写っている人物ですが、左からプレカットの設計士、電気工事の職人さん、基礎屋さん(建物の基礎を作る職人さん)、T様邸の大工、応援の大工、外壁の職人さんです。家づくりはたくさんのプロフェッショナルの共同作業です。

 

 

屋根を支える垂木を施工しています。コロナ禍とウクライナ紛争の影響で垂木に使う木材も大幅に値上がりしています。

 

 

垂木の上から野地板(屋根の下地材)を貼っていきます。スタッフの影を見るとわかるように、時刻は夕方に近付いてきました。

 

 

野地板の上にアスファルトルーフィング材を貼っていきます。アスファルトルーフィングは一般的な屋根用の防水シートです。これで上棟は終了となります。

 

 

上棟が終わり外壁工事もある程度進むと、お客様に建築現場まで来ていただき、現場打ち合わせを行います。現場打ち合わせでは、主に電気配線の打ち合わせを行います。コンセントの位置や数、スイッチの位置などについてひとつひとつ順に確認していきます。

 

図面上で何カ月もかけて検討を重ねてきたコンセントやスイッチの位置ですが、実際に実物の家の中で確認を進めていくと必ずといっていいほど変更が発生します。特にコンセントの数と位置は、住み始めてから後悔するポイントの第一位ですので、家具と電気製品をどのあたりに置くか、しっかりイメージしながら確認してもらうようにしています。

 

 

現場打ち合わせが終わり、家の外周全体に遮熱透湿シートを貼ったT様邸。家づくりはまだまだ続きます。

 

 

 

 

◎中村松木・T様邸(2階建て)

 

冒頭にも書きましたが、気まぐれな天候に翻弄されながらも、なんとか晴れの日に上棟を行うことができました。以下、上棟の様子を幾枚かの写真で紹介していきます。

 

1階の梁と桁まで組み上がったT様邸。この後2階部分を組んでいきます。

 

 

天井に貼ったアルミ遮熱シート。アルミ遮熱シートは太陽の輻射熱を99%反射します。夏涼しい家になるのはいいのですが、施工の際は暑いのと眩しいのとで大変です。

 

 

クレーンから屋根用の構造材を受け取る職人さん。

 

 

小屋束と母屋を組むチームアイワの面々。

 

 

垂木の施工。

 

 

野地板の施工1。

 

 

野地板の施工2。写真の職人さんは空調作業服を着ています。機会があったら一度着てみてください。かなり涼しいです。

 

 

上棟を終えたT様邸。晴れた日に上棟ができて本当に良かったです。

 

 

 

 

◎松原町・K様邸(平屋建て)

 

造成工事が順調に進んでいます。

 

 

 

 

◎外山町・K様邸(平屋建て)

 

前回、土地境界立会の様子を紹介したK様邸ですが、その後測量が済み、これから分筆申請を行います。分筆後、農地転用の申請も行いますので、工事は夏以降になります。

 

 

 

 

◎四国中央市・T様邸(平屋建て)

 

今月末から新しく四国中央市で平屋の家づくりが始まります。今回はとりあえず完成予想パースを載せておきます。来月以降、詳しく紹介していきます。

 

 

 

 

アイワホームの近況コーナー

 

◎岸の近況報告

 

先日「シン・ウルトラマン」を見てきました。いろいろ思うところはあるのですが、見ようと思っているけどまだ見ていないという方も多いと思いますので、感想は来月にまわしたいと思います。

 

かわりにといっては変ですが、別の映画の話を書かせていただくと、アマゾンプライムで見た「ベイビー・ドライバー」はとても面白い映画でした。SONYが製作しているだけあって、音楽が効果的に使われているB級バイオレンス&カーアクション映画で、「ワイルドスピード」や「パルプフィクション」が好きな人は楽しめると思います。観終わったあと、 カーステレオで好きな音楽を聴きながらドライブに行きたくなる作品です。この「ベイビー・ドライバー」と先月紹介した「ミスターノーバディ」と韓国映画の「スウィンダラーズ」。この3つが今年見た映画の中で現時点での個人的ベスト3です。(シン・ウルトラマンは残念ながら入っていません)

 

 

詐欺師同士の騙しあい映画。これも面白かったです。

 

 

 

 

 

◎髙瀨の近況報告

 

G様邸の一年点検に行ってきました。事前に「キッチンに立っているとたまにポタポタと水の垂れる音がする」というご連絡があったので、もしかしてどこかの配管から水が漏っているのかも?と思い、水道工事の職人さんに同行をお願いし、徹底的に調べることにしました。ところがどれだけ念入りに調べても水漏れの形跡は一切なし。

 

水漏れではないとするとポタポタ音はいったいどこから聞こえてくるのだろう?ということで奥様にキッチンに立っていただいて、どのあたりから音がするかじっくりうかがったところ、最終的に換気扇の排気口の屋外側に付けている金属製のカバーに雨が当たる時の音、という結論に。原因がわかると、雨音はもう仕方ないね、ということでお客様も安心されました。大きな問題ではなくて本当に良かったです。

 

(続く)

 

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