津波の影響はどうなの?
2012年04月23日 17:07 Category : 建築日記
昨日、見学会を開催しましたが、
現地が海岸の近くにあることもあり、
この辺りは津波が来たら、大変な状況になるんでしょうね。・・・
と云ったご意見やご感想をいただきました。
昨年の震災以来地震以外に津波の影響も考慮しないと
土地が売れなくなってきたのも悲しいことです。
下記に防災&環境工学研究所∗ 山本尚明氏が発表した
瀬戸内沿岸の津波の影響を記しておきますので、
一度参考にされてみてはいががでしょうか?
多くの方がマイナス要素をクローズアップして考えすぎるきらいがありますが、
冷静に検討しないと土地に対する見方、考え方を取り違えてしまうことになります。
また、新居浜市のホームページでも国領川が
氾濫時のハザードマップを作成していて、
その周辺のかたに大変な迷惑をかけているようです。
と云うのも前回平成16年時に大きな台風が3回来た時に
国領川が氾濫などしていないにも関わらず、
他の2本の川が氾濫して多くの街に水害をもたらしました。
しかし、今回の新居浜市のハザードマップでは
その2本の川による氾濫の街の地域は何のチェックも無く、
逆に一部の地域だけが水害が起きるようなマップは
片手落ちとしか言いようがありません。
多くの市民が市役所が発表しているからと信じてしまう誤解を避けてもらいたいものです。
最近の見学会で思うこと
2012年04月16日 17:10 Category : 建築日記
私は、家の選び方を、よく車選びに例えて話してます。
車ならだれでもわかるからです。
車は、家族構成や使用目的に応じて買いますよね。
「スポーツカーが欲しい」
と思っている人は、間違っても軽トラを売っている所に行きません。
また、乗用車やワンボックスカーも見に行きません。
やっぱりスポーツカーの専門店に行きますよね。
でも、農作業に使うのなら、スポーツカーでは用を足しません。
家族が大勢なら、ワンボックスカーが必要です。
同様に、家も自分の目的や価値観が決まってから業者の選択をすべきです。
しかし、何も決めずに手当たり次第、業者巡りをしているんです。
ハウスメーカーの家も、自然素材の家も、ローコストの家も一緒。
本来、比較検討できないのに、無理やり同じ土俵に乗せて比べています。
これでは、頭がこんがらがって当然です。
だから、あとで後悔する事になるんです。
ところで、あなたに質問があります。
新築して5年以内にリフォームする人の割合は、どれくらいだと思いますか?
・
・
・
1割~2割?
いいえ、小さいのも含めてですが、なんと9割!
なぜだと思います?
なぜ9割もの人がリフォームするんでしょう?
それは『住んでみないと分からない』からです。
住んでみて初めて問題点がわかるんです。
だから9割もの人が5年以内にリフォームするんですね。
逆に5年を過ぎると、もうそれに慣れてしまいます。
不便だけど我慢してしまうんですね。